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夏涼しく、冬暖かい羽毛布団、みなさんの中でも使っているご家庭は多いのではないでしょうか?
綿の布団に比べて圧倒的に軽いので、寒い時期も布団に押しつぶされてしまうこともありませんよね。また、夏場もタオルケットだけだと寝ている間にそれを脱いでしまい、逆に風邪をひいてしまうということもあるかもしれません。でも羽毛布団なら安心ですよね。
一方で、ダニや虫が発生して体中を刺されてしまう、洗ったりクリーニングしたりしたいが、その方法がよくわからないという人も多いですよね。
今回は羽毛布団に絞って、洗い方や頻度、羽毛布団クリーニングの料金相場についてまとめてみました。快適な睡眠環境を作っていくためには羽毛布団は重要なアイテムなのでぜひ参考にしてみてください。羽毛布団をコインランドリーや自分で洗濯するのは本当に大変です。
この記事でわかることはざっくりこれ!
- 羽毛布団の性質
- 羽毛布団の洗い方
- 自分で洗うか業者に依頼するかの違い
- 宅配クリーニングのメリット、デメリット
- 有名宅配クリーニング業者の比較
- クリーニング以外の選択肢
羽毛布団クリーニングを出す前に!性質をまずはチェック!
まず、羽毛布団の性質について簡単にチェックしておきましょう。綿とは異なる特性があるので、同じように扱ってはその特性を消してしまうことになります。
羽毛とは何?
羽毛布団の「羽毛」とは水鳥の胸元から取れる「ダウン」という毛を中綿に使用している布団です。どの鳥の毛でもいいわけではなく、主にグース(ガチョウ)とダック(アヒル)のものを指します。つまりニワトリは羽毛布団には使えず、量産ができません(ニワトリなら食用のチキンの毛が使えますよね)。
100%羽毛である必要はなく、比率が50%以上のものを羽毛布団と呼びます。綿なども混じっていることが多いです。羽毛90%以上の表示をするためには手作業での仕分けが必要であり、綿布団などに比べて、機械によるオートメーションがしにくく、人の手が入り手間がかかるので、価格も高くなります。
羽毛布団とは別に、水鳥の羽根そのものを引き抜いて作る「羽根布団」というものがあります。これも羽毛布団に含むこともありますが、本来は別物で区別されます。羽根布団は羽毛を水鳥から丁寧に取る手間がなく、羽根ごと引き抜いて、布団の中綿にしたもので、工程として手間がかからないので、通販の安い「羽毛布団」などに使われています。
ただし、羽毛だけの羽毛布団と羽根の芯がある羽根布団では、当然前者の方が高品質で、羽毛の性質をより引き出しています。
羽毛の性質~夏涼しく冬温かいのは本当?
羽毛は、水鳥の胸元から採取できる毛で、非常に軽くて保湿性・保温性に富んだ性質があります。水鳥は厳しい冬を越すため、その毛は保温性に優れますし、乾燥した環境で生き抜くためにも保湿性が必要です。
とても軽く、保温性に優れるので冬の布団としては最適です。羽毛布団を使うと、冬は温かいというのは事実です。一方、夏に涼しいというのは少し違うようです。
保湿性に優れるということは、夏の高湿度も維持するのでむしろ寝苦しくなるはずです。夏に羽毛布団が涼しいというのは、布団よりもさらに薄い羽毛でできた「ダウンケット」(肌掛け)を使った場合です。冬用の羽毛布団の3分の1以下の重さのダウンケットならば、軽くて通気性、吸水性もあるので、熱がこもらず心地よく眠れます。
- 羽毛が多い→保温性が強調される
- 羽毛が薄い→通気性が強調される
羽毛布団は定期的に洗って取り換えるべき
夏用の羽毛布団と冬用の羽毛布団は違う、ということがわかりました。これなら、一年中同じ布団を使う必要はなく、定期的に洗って使わない期間があっても大丈夫ということになります。
「羽毛布団は1年中同じものを使いまわせる」というのはダウトで、夏用と冬用の羽毛布団を使い分けて、洗濯をしながらメンテナンスをすべきなのです。
羽毛布団の洗い方と洗うべき頻度とは?
洗える羽毛布団、洗えない羽毛布団
羽毛布団の中には洗濯機等で洗えるものと洗えないものがあります。洗濯表示記号を見ていただき、「家庭洗濯」の項目と「タンブル乾燥」の項目の2つがOKなのか確認してください。
布団カバーがシルクなど高級素材の場合、傷みやすいということもありますが、洗濯表示がOKならば、洗濯をしていただいて構いません。ただし、家庭用洗濯機はNGだけど、専門のクリーニングならばOKというものもあります。
詳しくは
家庭洗濯の新旧対照表を見てください。タンブル乾燥がダメなら、乾燥機が使えず、濡れた羽毛布団を自然乾燥させるという手間がかかります。
羽毛布団の正しい洗い方は「水洗い」
- 水洗い
- ドライクリーニング
の2つの方法があります。
羽毛は基本的にダニや虫が湧きにくく、汚れは水溶性(水で落とせるもの)がほとんどです。
つまり、家庭の洗濯機で水洗いができます。逆にドライクリーニングは、除光液のような薬剤で汚れを落とすので家庭ではまずできないクリーニング方法になります。
羽毛布団は洗えるものであれば水洗いが原則です。
逆にドライクリーニングは、羽毛を傷つけ質を落としかねず、しかもあまり効果がないので、やるべきではないです。
羽毛布団の洗濯頻度は?
羽毛布団の洗濯頻度は年1回で十分です。
メンテナンスとして行うのであれば、3年スパンでも大丈夫ですが、積極的に汚れを落として快適な環境を維持するのであれば、1年に1回洗濯を行うのがよいでしょう。
つまり、冬物の羽毛布団と夏物のダウンケットを使い分けていれば、余裕をもってオフシーズンに洗濯をすることができます。
洗濯頻度が少ないので、選択するときはしっかり時間をかけて丁寧に行いたいものです。
家の洗濯機で洗う?コインランドリーで洗う?クリーニングに出す?それぞれのメリットとデメリット
羽毛布団を洗うと言っても大きく分けて3種類の方法があります。それぞれ特徴、メリットとデメリットがあるので理解しておきましょう。当サイトでは、クリーニングに出すのをおすすめしますが、その理由は何なのでしょうか?
羽毛布団の洗い方3種類
まず、羽毛布団にはどのような洗い方があるのか説明します。
1.自宅の洗濯機
自宅の洗濯機で羽毛布団を洗えます。費用は安く、羽毛布団を洗えるだけの大きな洗濯機があれば経済的にできます。
一方で乾燥機がない場合、自然乾燥になり逆に湿気などが残ってしまったり、カビの原因となってしまったり、デメリットもあります。
2.コインランドリー
コインランドリーの大型洗濯機であれば、羽毛布団数枚を一気に洗濯することもできます。
「タンブル乾燥OK」の羽毛布団ならば、そのまま高温乾燥機も利用できます。
80℃前後の高温乾燥をすれば、羽毛布団内のダニなどは完全に死滅します。
ただし、持っていくのが大変、洗濯機がすべて使用中だった、など手間がかかることもあります。
羽毛布団をコインランドリーで洗うことについては、当サイト別記事にて詳しくまとめていますので、合わせて読んでいただければと思います。
羽毛布団の丸洗い洗濯をコインランドリーでやってみた!料金や失敗しない為のやり方や注意点!
3.地域のクリーニング
みなさんが普段ワイシャツやせセーターなど衣料品をクリーニングしている地域のクリーニング店に羽毛布団の洗濯を依頼します。
プロの手で行うので仕上がりは確実で、何かあった場合の保証制度があるところもあります。
顔なじみのクリーニング店であれば、事前にいろいろ聞いておくこともできます。
ただし、持ち込んで、クリーニング後自分たちで持ち帰らなければなりません。
車に積めればいいのですが、持っていない人はかなり大変です。
4.宅配クリーニング
羽毛布団をはじめ、布団を専門にした宅配クリーニングサービスがあります。家に宅配便業者が取りに来てくれ、受け取りも宅配便なので、持っていく、持って帰る手間がありません。
事前に梱包キットを送ってくれる業者も多く、超大型の段ボールなどを自分で用意しなくても大丈夫です。
布団専門にしているだけあり、ナイーブな羽毛布団の取り扱いにも慣れています。布団の中も外も傷つけずに、きれいに仕上げてくれるはずです。
それぞれのメリットとデメリット
それぞれの洗い方のメリット、デメリットを考え付く限りまとめてみました。その中で一番いいのはどれなのでしょうか?
自宅の洗濯機 | コインランドリー | 地元のクリーニング店 | 宅配クリーニング | |
---|---|---|---|---|
メリット | 安い 布団を持っていかなくてよい |
クリーニングより安い その日のうちに完了する 高温乾燥できダニが死滅 |
馴染みのお店で安心できる 対面でチェックできる 失敗したときの保証あり |
在宅ですべて完了する 専門店で質が高い 何社も比較できる 口コミをチェックできる |
デメリット | 毛が痛むかもしれない 洗濯機が壊れる 乾燥が不十分だとカビが湧く ダニなどが死滅しない 水を含んだ布団は重い |
布団の持ち運びが面倒 ランドリーが埋まっているかも 車がないと積めない やはり自己判断で不十分かも |
布団の持ち運びが面倒 羽毛布団はオプションで高い 仕上がりに日数がかかる |
送料がかかるとかなり割高 対面ではないので不安もある 仕上がりに日数がかかる |
宅配クリーニングに出すのをおすすめする理由
このように、それぞれの洗い方のメリットとデメリットが理解できたと思います。
この中で、デメリットを見てみましょう。
洗濯機やコインランドリーのデメリットは、自分たちで行う以上避けられないものです。
また、地元のクリーニング店に羽毛布団を持っていき、持って帰ることも避けられません(集荷、配達してくれるクリーニング店があれば別ですが)。
しかし、宅配クリーニングのデメリットは主に費用面です。送料がかからず、価格が安く、迅速にクリーニングして返送してくれるのであれば、デメリットを消すことができます。
- 各宅配クリーニングを比較し
- 口コミ評価が高く(対面ではない不安を消せる)
- 価格が安い
- 送料無料
ところを比較し選ぶことが可能です。
近所のクリーニング店は限られますが、宅配クリーニングならば全国どこでもOKです。場所の制約もなく、自宅ですべて完結し、梱包セットの用意も不要、これなら手間がかかりません。
仕上がりに時間がかかる点ですが、上で述べているように、羽毛布団は冬物と夏物を用意すべきで、それぞれ年1回のクリーニングで十分なのですから、数か月使わない期間があります。それなら、クリーニングに出して多少時間がかかっても全く問題ないはずです。
羽毛布団宅配クリーニングの出し方
羽毛布団を宅配クリーニングに出したい場合、注意したいことや実際の出し方でポイントはあるのでしょうか?順を追ってまとめてみました。
宅配クリーニングに出す前に確認したいこと
まず、宅配クリーニングに出す前のことです。以下の点を確認してみてください。
1.洗濯表示をチェック 水洗いできるか?
水洗いできる羽毛布団であることを確認してください。安い羽毛布団の場合、使い捨てでクリーニング自体不可のものやドライクリーニング限定のものもあります。ドライクリーニング限定のものは地元のクリーニング店に高いオプション料を払ってお願いするしかないかもしれません。
クリーニング不可の羽毛布団は、宅配クリーニングに送っても断られる可能性があります。そのほか、側生地がシルクやノンキルト加工(縫わない接着加工)のものは、オプション料金が取られるかもしれず、事前申請が必要なケースもあります。
通常の羽毛布団と同じ洗濯工程で傷んでしまっても保証されないケースがあります。
2.汚れは全て落ちるわけではない
羽毛布団のクリーニングの主目的はダニの殺虫やカビの胞子除去で健康にかかわるものです。シミや黒ずみは羽毛ではなく、側生地(布団カバー)の問題なので、漂白しきれないものもあります(強い漂白剤だと羽毛が傷みます)。
通常のクリーニングでも「頑張りましたが落とせませんでした」というタグが付いている場合がありますよね。それと同じパターンです。
3.臭いは落とせないかも
羽毛布団に臭いがある場合、クリーニングで落とせない原因のものもあるかもしれません。
具体的には、以前ドライクリーニング不可の羽毛布団をドライクリーニングしていた場合など、薬剤の臭いがついてしまうと、いくら水洗いしても落とせません。
また、無理に自分で洗濯して洗い方、乾かし方が不十分でついてしまった臭いも、宅配クリーニングでは落とせる限界があります。
実際の宅配クリーニングの出し方
羽毛布団の送り方、梱包方法については、各社のHP等で指示があります。事前に梱包キット(大きな段ボールやビニールシートにファスナーをつけたものを送ってくれるところもあり、傷がつかないように丁寧に梱包します。
後は、宅配便の集荷を依頼し待ちます。会社によっては申し込みの際に集荷の日時を指定できるところもあります。
送料無料のところはもちろん宅配便代は掛かりません。
戻ってきた羽毛布団はアフターケアが重要!
布団は圧縮袋に入って戻ってくることもあります(あるいは真空パックオプションの指定)。圧縮されていればそのまま押入れにしまえて楽ではないか?と思いますが、羽毛布団の場合、圧縮されたまましまうと、羽毛がつぶれて戻らなくなってしまうことがあります。
ふわふわの羽毛布団を使い続けたい場合、戻ってきた布団を2~3時間陰干しして空気を含ませてください。
これは、湿気によってカビなどが繁殖するのを防ぐ効果もあります。
これで、いいコンディションのまま羽毛布団をメンテナンスできます。
羽毛布団クリーニング各社の料金相場を比較
羽毛布団クリーニング業者大手で当サイトがおすすめする4社を比較したいと思います。この中でみなさんの希望に合うところはあるでしょうか?
1.ふとんリネット
布団クリーニングはふとんリネット【全国無料お引き取り・お届け】
宅配クリーニング最大手の「リネット」の関連サービスで布団を専門にした部門です。通常のリネットには布団は送れないので注意してください。
- 1枚:8800円
- 2枚:11800円
- 3枚:12800円
- 4枚:14800円
でクリーニングを依頼することができます。
送料は6000円未満の時に発生しますが、布団1枚で8800円なので、実質無料です(送料が発生するのは、枕、シーツなど布団以外の寝具を依頼した時と、あまりに汚れていてクリーニングできず返送されるときのみです)。
事前に専用梱包キットが送られますのでそれに封入して送ります。ヤマト運輸が集荷に来るので自分で発送する手間がありません。
返送されるときは専用の圧縮袋で真空パックになっているので、数時間の陰干しをした方がいいですが、そのまま押入れにしまうこともできます。
LINEで友人になると定期的に割引クーポンが送られてくるので、そのタイミングでクリーニングに出すとお得です。
2.リナビス
布団を宅配クリーニング|【公式】おせっかいな宅配クリーニングはリナビス
「おせっかいなクリーニング屋」といううたい文句のある宅配クリーニングです。掛け布団と敷布団で料金が異なり、敷布団の方が割安になっています。それぞれ何枚かで、料金が異なります。敷布団を依頼する場合、掛布団よりも安くなるのでおすすめです。
- 1枚:8800円
- 2枚:11800円
- 3枚:12900円
- 4枚:14800円
となります。
送料は離島などを除いて原則無料。
ネットで注文すると、布団専用集荷キットが届けられます。専用ふとんを専用の袋に詰めて、ヤマト運輸に集荷を依頼します。リピーターですでに集荷袋を持っている方は割引になります。枕やシーツ、カバーなども一緒にクリーニングの依頼ができますがオプション料金がかかります。
圧縮しないと体積も大きくなり箱も大きくなり送料もかかるのでその点はご理解ください。
3.洗濯倉庫
布団の宅配クリーニング【保管もできます。預けて収納スッキリ】|宅配クリーニング「洗宅倉庫」
洗濯倉庫という名称からわかるように、倉庫としてオフシーズン保管してくれるサービスが充実している宅配クリーニング業者です。月額280円、年額3000円の会費を払うと「ゴールド会員」になり、クリーニングが安く利用できます。
<ゴールド会員>
- 2枚:10280円
- 3枚:12280円
<シルバー会員>(非有料会員)
- 2枚:12280円
- 3枚:15280円
有料会員にならない場合少々高めかもしれません。羽毛布団のクリーニングは年に何回も依頼しませんから、他の衣服のクリーニングもこちらに依頼するかどうかで、ゴールド会員になるかどうか、あるいはここを利用するかどうかが変わってきそうです。
送料は離島等を除き無料。専用キットが届くのでそちらを利用して、布団を詰め、宅配便業者(ヤマト運輸)に渡します。布団シーツやカバーもクリーニング可能ですので(オプション料金)、ついでに依頼してしまって構いません。
圧縮希望の方は別途料金が発生します。圧縮しないとオプション料金のリナビスと正反対なので、ここは注意してください。
4.フレスコ
フレスコのサービス一覧|布団クリーニング 羽毛布団クリーニング 信頼のブランド フレスコ|ふとん丸洗い専門店
布団クリーニング大手ではありませんが、「羽毛布団限定コース」「羽毛布団ロイヤルコース」という羽毛布団に特化したクリーニングメニューがあります。
羽毛布団だけを集めて洗うので、同じ工程でクリーニングでき、綿布団などと一緒に送るコースより割安になっています。
自社開発の機械と洗剤を使い、「中わた」まで丁寧に、清潔に洗う独自のシステムでクリーニングしています。
- 1枚:8480円
- 2枚:10900円
- 3枚:12700円
- ロイヤルコース1枚:22000円
羽毛布団に限定すれば他社よりも安くなっています。
ロイヤルコースは1枚1枚手作業で仕上げるハイクラスクリーニングです。
専用キットが送られてきて、送料は全国無料です。1回クリーニングを依頼した人は、梱包キットがあるはずなので、その分2回目以降の料金が下がります。
羽毛布団クリーニング4社を比較表にしてみた
以上の4社を表にしてみました。
ふとんリネット | リナビス | 洗濯倉庫 | フレスコ | |
---|---|---|---|---|
羽毛布団専用コース | × | × | × | ○ |
料金 | 1枚 8800円 | 1枚 8800円 | 2枚 10280円 (会員) |
1枚 8480円 |
枚 11800円 | 2枚 11800円 | 3枚 12280円 (会員) |
2枚 10900円 | |
3枚 12800円 | 3枚 12900円 | 2枚 12280円 (非会員) |
3枚 12700円 | |
4枚 14800円 | 4枚 14800円 | 3枚 15280円 (会員) |
ロイヤル 1枚 22000円 | |
(掛布団の価格) | ||||
オプション | 防ダニ加工 1000円 |
抗菌防ダニ防カビ 2000円 |
貸布団 8000円 |
|
専用キット | ○ | ○ | ○ | ○ |
圧縮返送 | される | 圧縮しないも可(有料) | されないがデフォ 圧縮すると有料 |
されない |
送料 | 6000円以上無料 | 無料 (離島は+料金) |
無料 (離島は+料金) |
完全全国無料 |
納期 | 最短10日後 | 最短10日後 | 10日~2週間 | 1週間~2週間 |
価格でいえば、羽毛布団専用クリーニングコースのあるフレスコですが、すでに衣服のクリーニングなども使用している場合、他社の方が得なこともあり、好き好きと言うところでしょう。
布団度返送する際、圧縮するのかしないのかを判断基準にしてもいいと思います。自分で布団圧縮袋に入れて掃除機で吸って・・というのは結構大変です。本当は布団から出して数時間陰干しすべきですが、信頼できるならば、そのまま陰干しせずに仕舞ってしまっていいような気もします。
布団宅配クリーニング先般については、当サイトにまとめ記事があるので、そちらも合わせて読んでいただければと思います。
布団の宅配クリーニングを徹底比較 | おすすめランキング10選
羽毛布団を買い替えるときはいつ?買い替えか打ち直し(リフォーム)か?
羽毛布団は、年1回のクリーニングで十分だと書きました。それなら洗濯で生地が傷むことも少なく結構長持ちしそうですが、買い替えはどのような場合に検討すべきなのでしょうか?
せっかく中の羽毛は質がいいのに、カバーを汚してしまったら買い替えないといけないのでしょうか?
カバーだけ代える打ち直し(リフォーム)はありでしょうか?
羽毛布団の寿命
羽毛布団の寿命は10年~15年だといわれます。もちろん、安い羽毛布団の方が早くダメになりますし、高級寝具店で買ったものなら20年くらい大丈夫なものもあります。
ただ、少なくとも15年使用している場合、買ったばかりのころとはコンディションが違っていることが多く、買い替えか打ち直しのいずれかを検討した方がいいでしょう。
また、10年経過していなくても、汚れがこびりついていたり、穴が空いてしまったりしている場合は、買い替えか打ち直しを検討してください。
快適な環境で眠れないのであれば何のための羽毛布団なのか分かりませんよね。
買い替えと打ち直し(リフォーム)
買い替えと打ち直し(リフォーム)の違いについて説明します・
1.買い替え
文字通り新しい羽毛布団を買い、入れ替えることです。古い羽毛布団は処分します。これで新品の羽毛布団で眠ることになります。当然新品を買うわけでお金がかかります。
2.打ち直し(リフォーム)
羽毛布団の使える部分を残しながら、修繕する方法です。
具体的には布団の傷んだ生地を交換し、破れた個所を縫い、羽毛を取り出して、洗浄、その後新品の補充用羽毛を足して、仕立て直しをします。
使える部分は使いながら、ダメになった部分を入れ替える方法です。昔ながらの布団屋にお願いすれば、打ち直しをしてくれます。
使える部分は使い、足りない部分、ダメになった部分を補充、修繕するので買い替えるよりも安く済みます。しかし、リフォームですので、新品を買った方がよりコンディションのいい羽毛布団を使うことができます。
打ち直しの場合、シングル布団2枚→ダブル布団1枚、ダブル2枚→シングル3枚に、ということもできます。
重要なのは中の羽毛のコンディションが良ければ、それを活かして再利用できるということです。
安物は買い替えた方がよく、高級品は修理の方がいいという車やスーツ、ドレス、ジーンズなどと同じことが羽毛布団にも言えます。
買い替えのタイミング、打ち直し(リフォーム)のタイミング
買い替えた方がいいのか、打ち直しの方がいいのか、どのタイミングならどちらなのか、ものにもよるというのが正直なところですが、大まかな目安としては以下のように考えてください。また、ひょっとするとクリーニングで十分元に戻るかもしれません。
1.クリーニングで済ませられる場合も
羽毛がへたっていて、ボリュームがなくフワフワ感が失われているときには、まずクリーニングで十分なことがあります。買って10年以内で、傷や穴がない場合、クリーニングを試してみてもいいでしょう。
2.打ち直し(リフォーム)の適切なタイミング
打ち直し(リフォーム)を試してみていい場合、タイミングは以下のとおりです。
- 購入してから10年未満
購入して10年未満の場合、打ち直し(リフォーム)で十分修復できることがあります。中の羽毛の劣化がなければこれで十分です。 - 羽毛が高品質、高級だった
特別に仕立てた高い布団の場合、同じクオリティのものを買い直すのは大変です。結婚記念に親からもらった特別な品など、大切に使いたい場合、打ち直しで修復できるかどうか試してみましょう。 - 羽毛があまり傷んでいない
中の羽毛が無事なら、外のカバーを替えるだけでまだまだ使えます。布団自体はふわふわ、しかしカバーに汚れや傷がある、そういう場合は打ち直しを検討してみましょう。 - 打ち直し(リフォーム)をまだ一度もしていない
一度も羽毛布団に針やハサミを入れてない状況であれば、一度打ち直ししても外見的大きな変化はありません。つぎはぎだらけの服を着るのは気が引けますが、一か所の当て布なら大丈夫なのと同じことです。
3.買い替えの適切なタイミング
打ち直し(リフォーム)ではなく新品に買い替えた方がいい場合もあります。具体的には以下のとおりです。
- 購入してから15年未満
購入して15年以上経過している場合、羽毛布団の寿命が来ています。ふわふわ感もなくなり、保温性や保湿性も下がっているため、何のために羽毛布団を使っているのかわかりません。
ここは買い替えのタイミングです。 - 羽毛が安物
通販やホームセンターで買った安物の場合、15年経たなくても買い替えてしまって大丈夫です。打ち直しの費用の方が高くなるかもしれません。素直に新品を買いましょう。ちなみに、打ち直しの相場は20000円~40000円と言われています。1万円台で買った羽毛布団は、有無を言わさず買い替えですね。 - 羽毛がかなり傷んでいる
リサイクルできるような羽毛がもう布団いない場合、新しい羽毛を詰めて打ち直しするより、買い替えしたほうが安いです。あくまで打ち直しは使える羽毛に新しい羽毛をプラスするイメージです。 - 「ダウン」含有率が低い
羽毛の中心素材である「ダウン」(水鳥の胸元から取れる毛)が少ない布団、つまる「羽毛布団」ではなく「羽根布団」の場合、打ち直しができないことがあります。打ち直しで中に補充するのは羽根ではなく羽毛です。ダウン含有率が低い場合、素直に買い替えましょう。 - 過去に打ち直しを複数回している
1回くらいの打ち直しであれば、もう1回打ち直しても何とかなりますが、2回以上の打ち直しは、布団を傷めてしまいますし見栄えも悪くなります。修理修繕を繰り返すくらいならば、買い替えた方がクオリティアップできます。
打ち直し業者選定に注意
買い替えの場合、信頼できそうなお店やメーカー直販で購入すれば、質については保証されます。しかし、打ち直しの場合、本来打ち直しししても良くならない場合にも打ち直し契約をさせられて、粗悪品になって返却されてしまいます。
以上、羽毛布団クリーニング全般と打ち直し、買い替えについてお話させていただきました。まず、1年に1回の定期的なクリーニングをして、10年経つくらいで打ち直し(リフォーム)や買い替えを検討する、でいいと思います。質を維持するためにはクオリティが高いクリーニングをするのが一番です。
自分で行うのかプロに頼むのか、価格も含めていろいろ検討してみてください。
羽毛布団クリーニングの料金相場と頻度!洗い方を世界一わかりやすく伝えます まとめ
- 羽毛と羽根は違う。羽毛は水鳥の胸の毛
- 羽毛布団は1年中同じのを使えるのは間違い、冬用と夏用を使い分ける
- 羽毛布団はドライクリーニングではなく水洗いをすべき
- 洗濯、クリーニング頻度は年1回で十分
- 自宅洗濯機、コインランドリー、クリーニング業者いずれにするのか考える
- 宅配クリーニング業者に依頼するほうがメリットが多い
- 宅配クリーニング料金は3枚12000円~15000円が相場
- 布団圧縮はデメリットがあり、圧縮して返送する業者としない業者を見分ける
- 購入してから年数が経過している場合、クリーニングではなく買い替えや打ち直し(リフォーム)をした方がいい場合もある
- 買い替えと打ち直し(リフォーム)どちらが良いか考えて決める