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買ったばかりの頃はフカフカしてた羽毛布団…だんだんボリュームもなくなって、薄汚れてきていませんか?
じつは、羽毛布団って洗えるものもあるんです。
この記事では、羽毛布団をコインランドリーで洗濯する手順をご紹介します。
失敗しない洗い方、上手に乾燥させるコツなども画像つきで詳しく解説しますよ!
この記事でわかること
- コインランドリーで羽毛布団を洗濯するメリットがわかる
- コインランドリーで羽毛布団を洗濯する時の注意点がわかる
- コインランドリーで羽毛布団をうまく乾燥させるコツもわかる
- コインランドリーで実際に羽毛布団を選択する手順がわかる
羽毛布団はコインランドリーで洗濯できる!そのメリットは?
でも、全然できちゃうんですね。
こまめな手入れで羽毛布団が長持ちする
もともと長く使える羽毛布団をしっかり洗濯してお手入れしておくことで、想定の耐用年数よりず〜っと長く使うことができるんです。
洗濯することでふんわり感や暖かさを保持する能力もキープできるので、半年〜1年おきくらいに洗濯するだけでもかなり長い間、新品みたいに使うことができますよ!
布団クリーニングに出すよりコスパがいい!
例えば大手の宅配クリーニングに出す場合、依頼する枚数にもよりますが、シングル1枚あたり4000~9000円くらいの費用がかかります。
その点コインランドリーなら少し手間はかかりますが、洗濯・乾燥合わせて2000円程度。しかも、自宅で洗うのと違って完全に乾燥させることができるのも魅力です。
その羽毛布団、洗濯できる?失敗しないために洗濯表示や素材をチェック!
羽毛布団は自分で洗えるものと、専門業者に依頼しなければいけないものがあります。一般的に冬物より春・夏向けの薄手の羽毛布団のほうが洗える場合が多いのではないでしょうか。
羽毛布団の洗濯表示をチェック!
洗濯の鉄則ですが、まずは洗濯表示をチェックしてください。
洗濯表示は新旧の2種類あるので、自分の布団がどちらの表示に該当するのか確認しつつ調べてみてくださいね。
無印良品が洗濯表示記号の新旧対照表を公開していたので、洗濯表示がよくわからないという方は以下を見てみてください。見るべきは、「家庭洗濯」の項目と「タンブル乾燥」の項目の2つです。
家庭洗濯のための洗濯表示
「水洗いはできない」もしくは「洗濯処理はできない」以外であれば、コインランドリーでの洗濯が可能です。
タンブル乾燥のための洗濯表示
「タンブル乾燥」はドラム式の乾燥機のことですね。
コインランドリーの乾燥機はほぼすべてタンブル乾燥です。
旧表示が作られた頃にはタンブル乾燥機がなかったので該当する表示がないですが、その場合は基本的にタンブル乾燥機を使えるものと思って大丈夫です。
高温のタンブル乾燥機には、コインランドリー側で温度表示や何かしらの注意書きがあることも多いので、それを見落とさないようにだけ気をつけましょう。
羽毛布団の素材(外布)が洗濯できるものかをチェック!
羽毛布団の外側の布もチェックしてください。シルクやウールを外布に使っている場合は注意が必要で、クリーニング業者でも扱っていない場合が多いのです。
洗濯表示でOKとなっていれば基本的にはそれに従っていればいいのですが、もし気になるなら、シルクやウールを外布に使っている布団は洗わないようにしましょう。
羽毛布団がキルティング加工されているかどうかチェック!
キルティング加工ではブロックごとに生地の裏表が縫い合わせられており、羽毛がその区画ごとにしっかり留まるようになっています。
キルティング加工されていないものを洗うと、中で羽毛が偏ってしまう恐れがありますので、その場合は事前に布団を紐で縛るなどの工夫が必要です。
下準備が面倒な上、失敗のリスクを考えると、洗濯表示でOKだったとしてもクリーニングに出した方が賢明かもしれません。
コインランドリー洗濯の料金・所要時間は?
自分の羽毛布団が洗えるものだとわかったら、次はコインランドリーについてサクッと確認しておきましょう!
コインランドリーの料金や時間に関してはこちらで詳しく書いています。
コインランドリーで扱える羽毛布団のサイズは?
ダブルまでなら洗えることが多いです。それ以上になると、クリーニング屋さんに頼んだほうがいいかもしれませんね。
布団クリーニングは宅配が便利です。
コインランドリーでは使用する洗濯機や乾燥機のサイズによって料金が異なるのが普通なので、シングルよりダブルの方が高くつきます。
羽毛布団のサイズごとのコインランドリー料金は?
シングルなら、15kgくらいの容量の洗濯機・乾燥機を選びます。
洗濯 | 〜1,000円(30分) |
乾燥 | 〜800円(60分) |
ダブルなら、25kgくらいの容量の洗濯機・乾燥機を選びます。
洗濯 | 〜1,500円(30分) |
乾燥 | 〜1,200円(60分) |
地域やチェーン店ごとに異なるものの、だいたい上記の通りです。シングルなら2,500円、ダブルでも3,500円持っていけば余裕を持って洗濯 → 乾燥まで行えます。
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する時の注意点 Q&A
Q.コインランドリーに行く日の天気や時間帯は?
Q.コインランドリーでは小銭がなくても大丈夫?
Q.コインランドリーに洗濯洗剤はある?
ちょっともったいないので、自宅からおしゃれ着用の低刺激性中性洗剤を持って行った方がいいでしょう。
実際にコインランドリーで羽毛布団を洗濯してみた!
ここからは、私が実際にコインランドリーで羽毛布団を丸洗いしてみた時の体験談を写真を交えながらご紹介します!
まずは布団の洗濯表示・生地・キルティング・サイズを確認!
(画像1 )
羽毛布団の洗濯表示タグに「手洗い」の表示がありました!
それから外布の素材はポリエステル 、キルティング加工もされているのでコインランドリーに出して問題なさそうです。
コインランドリー用の洗剤と柔軟剤を用意!
コインランドリーに行く前に、洗剤を用意しておきましょう!
羽毛布団を洗う場合は、おしゃれ着用の低刺激性中性洗剤を持っていくようにしてください。アルカリ性・酸性だと布団を痛めてしまいます。
(画像3 )
中性洗剤って大抵はオシャレ着用の洗剤として売られています。なので誰でも家に置いてあるはずですよ。それをボトルごと持っていきましょう!
それから柔軟剤ですが、コインランドリーでは液体の柔軟剤ではなく「柔軟剤シート」を使います。
普通に洗剤のコーナーで売っていますし、ネットでも「柔軟剤シート」で検索すればいろいろ見つかりますよ。
ダウニーシート エイプリルフレッシュ34枚入 ×3箱 乾燥機用柔軟剤
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あらかじめ布団カバーを外しておく
布団カバーはあらかじめ外した状態で持っていきましょう。
羽毛布団本体と布団カバーを同時に洗うこともできなくはないですが、布団カバーは普通に家でじゃぶじゃぶ水洗いできるので、わざわざそんな洗濯機のパフォーマンスが落ちるようなことしないほうがいいと思います。
洗濯機に詰めすぎると効果が落ちてしまいますからね。
特に、他の洋服や毛布と一緒に洗うなんてのは厳禁!私も次からは別々に洗うように気をつけたいと思います。
ドラム式洗濯機は横方向にくるくる回るので、前後で分けて配置しておけば、別々の洗濯物同士が交わってこんがらがる可能性が低くなる……というわけですね。
コインランドリーで布団を3つ折りに
いよいよコインランドリーに着きました!
多くの場合はコインランドリー内に大きい机が置いてあるので、その上で布団を3つ折りにしましょう。「じゃばら折り」とは、山折りと谷折りを交互にする折り方です。
丸めるようにおるよりじゃばら折りの方が洗いの効果が出やすいので、じゃばら折りを採用しましょう。
折れたら洗濯機に詰め込みます。
洗濯機に入れるときは「9割」が目安
コインランドリーには色々なサイズの洗濯機がありますが、目安は「羽毛布団を入れた時に容量の9割くらいが埋まるもの」を選ぶこと。数字でいえば、シングルなら15kg、ダブルなら25kgくらいになると思います。
あんまりパンパンに詰め込みすぎると洗濯機のパフォーマンスが落ちますし、逆に余裕がありすぎても料金が割に合いません。
↑ パンパンじゃない、これくらいが目安!
洗剤を入れて洗濯機を回そう
洗濯機によって違いますが、洗剤を入れる場所があるはずです。
そこに洗剤を入れたら、お金を入れて洗濯機を回します。
ボタンは間違えないように適切なのを押してくださいね。
洗濯の後、乾燥機の前にすること
洗濯機が終わったら、次は乾燥機です!……と言いたいところですが、乾燥機に入れる前にすることがあります。
それは、キルティングの各区画に空気を入れること!各区画ごとに記事を裏表からぽんぽん、バフバフと引っ張って、中に空気を入れていきます。こうすることで、乾燥させた後のふんわり感が上がります。
ちょっと面倒ですが、これをやるとやらないとではふんわり感がかなり変わるのでオススメです。
※キルティング加工がない布団を紐で縛っていた場合は、紐をほどいてから同様に空気を入れる。
乾燥機は「3割」目安・柔軟剤も投入
キルティングの各区画に空気が入ったら、乾燥機に入れます。
洗濯機の時は9割目安でしたが、乾燥機の時はもっとずっと余裕を持たせて、だいたい3割を目安に入れてください。
ドラムの淵に沿わせるように入れます。ドラムに対して布団が長過ぎれば、2つ折りにしてからドラムの淵に沿わせてみてください。
柔軟剤シートを使う場合は、ここで布団と一緒に乾燥機の中に入れます。
羽毛布団洗濯後の乾燥は60分
乾燥はだいたい60分〜70分くらいを目安にするといいでしょう。
あまり短いと、生乾きが心配ですからね。だいたいコインランドリーに書いてくれています。
生乾きを防ぐ効果がありますよ。
乾燥後は家で仕上げ
乾燥が終わったら、家のベランダなどで1時間ちょっと乾かします。
乾燥機を使ってもまだ布団の中に湿気がたまっているので、それを飛ばす効果があります。ちゃんと風を通さないと、中でカビが発生する原因になってしまいます。
羽毛布団は自宅でも洗濯できる?コインランドリーと比較すると…
「節約したいから自宅で洗う!」というのもいいですが、私は断然コインランドリーをオススメします。
だって、家で自分で洗濯するのはその労力と効果が見合っていないから。
羽毛布団の洗濯を自宅でやろうと思ったら、布団の大きさや洗濯機の容量によっては「踏み洗い」しないといけないんです。
当然、時間もかかれば体力も使います。しかも、自然乾燥だと天気がいい日でも1日で乾かすのは不可能。
完全に乾燥させようとすると2~3日はかかると言われています。
私だったら、コインランドリーでサクッと洗濯〜乾燥までやっちゃいます。
羽毛布団を洗う時こそ、カフェを併設したおしゃれなコインランドリーはいかが?
乾燥まですると1時間半くらいかかりますが、洗濯中の時間は読書などして、たまにはゆったり過ごすのもありではないでしょうか。これもある意味コインランドリーの楽しみの一つです。
近年、カフェを併設したコインランドリーが増えています。
時間のかかる布団類を洗濯する時は、ちょっと足を伸ばしてそんなお店を探してみるのもいいですね。
羽毛布団をコインランドリーで洗濯・まとめ
- 羽毛布団は洗濯することで品質が長く保たれる
- 布団クリーニングに出すよりコインランドリーのほうがコスパがいい
- 羽毛布団を洗濯する前に洗えるかどうかを必ず確かめる
- コインランドリーに行く前の事前準備とリサーチはしっかりと
- 羽毛布団は自宅で洗うと手間と時間がかかる
- 洗濯の待ち時間をゆったり過ごせるコインランドリーもある
いかがでしたか?羽毛布団はコインランドリーで洗濯するのが、コスパと手間を考えると一番ではないでしょうか。
でも、その数時間の時間も惜しい人には、やはり布団クリーニングに出すという選択肢もあります。
それぞれ、ご自分のライフスタイルに合わせて選んでくださいね!