promotion
春もすぐ終わってしまいますし、ほとんど1年中エアコンをつけているという方も多いのではないでしょうか?
同じ温度に設定していても汚れが溜まっていると余計に時間やお金がかかりますし、汚くて臭い空気が出てきて健康にも悪いです。
エアコンクリーナーは正しく使わないと危ないので、しっかりと使用方法を確認していきましょう!
エアコンクリーナーとは?その役割や効果。
エアコンクリーナーというのはこういうものです。
スプレーですね。
こちらはエアコンのフィルターを外した奥にある「フィン」という部品を掃除するためのスプレーです。
その他、こういった商品もあります。
空気を送り出す部品「ファン」を掃除するものとか、
室内機と室外機をつなぐ「ドレン」を掃除するものとか。
色々あるのですが、実はこれらのエアコンお掃除アイテム、使い方を間違えると非常に危険なんです。
エアコンクリーナーは使い方を間違えると超危険!
エアコンクリーナーを適当に使うのはめちゃめちゃ危ないです。
適当に使うと、例えばこんな弊害が出てきます。
- 内部にスプレーが残ってしまう→カビを余計に繁殖させる
- かけてはいけないところにスプレーをかけてしまう→火災の原因に
- スプレーの使用量を間違う→詰まりの原因に
じゃあエアコンは自分で掃除しちゃいけないの?→フィルターとフィンはOK!
ではエアコンは絶対に自分で掃除しといけないのかと言うと、そうでもありません。
この二つであれば自分で掃除しても大丈夫でしょう。
とはいえ、フィンもエアコンの内部であることに違いはありません。
やり方を間違うと、逆にエアコン内部にホコリを増やしたりカビを繁殖させる気になってしまいますので注意してください。
エアコンを自分でお掃除!Amazon 商品だけで簡単に
ここからはエアコンを自分でお掃除する手順をご紹介していきます。
あわせて、 Amazon で買えるおすすめのエアコンクリーナーもご紹介しますので、まだ手元にエアコンクリーナーがない方は事前に購入しておくと良いでしょう。
事前準備
まずは準備が必要です。
自分でできる掃除と言っても簡単ではありませんので、ここでしっかり準備しておきましょう。
- マスク
- ゴム手袋
- 大きめのゴミ袋(エアコンを覆えるくらい)
- バケツなど(垂れてきた水の受け皿として)
- 汚れても良いタオルやシートなど(床を養生するため)
夏や冬にやるのはつらいので、エアコンオフシーズンの春秋にできるといいですね。
⇒エアコンファン掃除を自分でやる方法!おすすめの洗剤スプレーも紹介
フィルター掃除
まずはフィルター掃除です。
エアコンの部品の中では一番浅いところですし、そこまで難しくないのでちゃちゃっとやってしまいましょう。
1.フィルターを外す
【エアコンの電源は切っておきましょう】
エアコンの外蓋を外すと、すぐ目の前にフィルターが見えるはずです。それを外してください。
ツメがどちらにあったか覚えておくと、後でフィルターを取り付ける際に向きがわからなくなることがなくスムーズです。
2.表面のホコリをとる
フィルターのホコリを取るのに特別なアイテムは要りません。
掃除機でとってもいいですし、小さなほうきでとってもいいです。
水に濡らすことで埃がまとまるので、スポンジやタワシで取れやすくなります。
3.乾かす
中途半端に乾いた状態で戻してしまうのはNG。
エアコン内部に湿気がたまり、汚れやカビの繁殖の原因になります。
フィン掃除
フィルターを外した奥に見えているの網目状の部品が「フィン」。
ここからはちょっと面倒なので、もし必要ないと思えば、乾いたフィルターを戻すだけで掃除を終わらせても構いません。
1.フィンの埃を取る
まずは埃を取ります。
フィンは取り外しできないので、濡らすことはできません。
直接掃除機を当てたり、 あとは歯ブラシを使って取るのもいいと思います。
2.フィンにスプレー噴射!
ある程度埃が取れたところでスプレーを吹きかけます。
5cmくらいの距離を保って、フィン全体にいきわたるように吹きかけましょう。この時、フィン以外の部品にスプレーがかからないようにしてください。
フィン用のスプレーは、基本的に1回の掃除で1本使い切る想定で作られています。
使う量が少なすぎると、逆にドレンの中で詰まってしまう可能性があるため、1本しっかりと使い切りましょう(商品によっては違うこともあるので説明をよく読むこと!)。
フィン掃除にオススメのエアコンクリーナAmazonアイテム
部屋の大きさなどによって決めるといいでしょう。
3.フィンを乾かす
スプレーした後はフィンを乾かします。
だいたい30分もすれば乾くと思いますが、余裕を持って1時間くらい見ておいてもいいでしょう。
ファン掃除
ここからは危険度と難易度、面倒臭さがグンと上がります。
やり方は一応ご紹介しますが、基本的にはオススメしません。
重大な事故につながる可能性もありますので、もしやるという方は商品の説明をよく読むなどして自己責任で行ってください。
1.養生を再チェック&ビニール袋の設置
まずは養生を再チェック。ここから先は結構水が出ます。
よく言われているのは、エアコンをビニール袋で覆い、ビニール袋の下側片方の角に切れ込みを入れる方法です。ビニール袋で大きな「ろうと(漏斗)」を作るイメージでしょうか。その下にバケツなどを置くことで、床に水が垂れるのを防ぎます。
※上記の方法もうまくやらないと結構飛び散るようです。図工が苦手な方は頑張ってください……!!
2.ファンにスプレーを吹きかける
ファンは、風の吹き出し口の少し奥まったところにあります。
狙い撃ちするために、ファン用のスプレーはノズルがついているものを選ぶといいでしょう。
ファン掃除にオススメのエアコンファンスプレーAmazonアイテム
3.ファン全体にスプレーを行き渡らせる
ファンは回せるようになっているはずなので、手を突っ込んだり(ゴム手袋をしましょう!)、何か棒で押すなどしてファンを回転させましょう。
4.泡を落とす
全体を掃除できたら、泡を落とします。
上でオススメした「くうきれい」を使っているならリンスを使って泡を落としてください。
その他の商品を使っているのであれば、水で流します。
霧吹きなどが役に立つでしょう。
5.送風運転で乾かす
泡がドレンを通って流れきるまで10〜15分ほど待ち、次はエアコン内部全体を乾かします。
養生はしたままで電源をつけ、空気の通り道を作るためにビニール袋で完全に覆っていたのなら外します。
代わりに、送風口から水が飛び散って来るのを防ぐためにタオルをくっつけましょう。
ここまでできたら送風運転をONにします。
内部が完全に乾くまでしっかり乾かしたいので、送風運転は数時間続けてください。
※エアコンの機種によって、フィルター・外蓋を閉めていないと送風できないものもあれば、フィルターも外蓋も外して開け放った状態で送風運転できるものもあるようです。
ドレン掃除
ドレンに関しては、もし何か詰まった時に詰まりを取るのがメインなので、何もないうちから積極的に掃除するものではありません。
もし何らかの原因で詰まってしまった際は、下記のような商品を使って詰まりを取るといいでしょう。
エアコン掃除は難しい。自分で掃除できないときは?
ここまでエアコン掃除のやり方を解説してきました。文字で見ると簡単なようですが、実際にやってみると結構面倒くさく、そして難しいです。
もし自分でやるのが億劫だという方は、専門の業者さんにお願いしてみるのが良いでしょう。
エアコンクリーニングの業者に依頼しよう
エアコンクリーニング・ハウスクリーニング専門の業者は、今回紹介したような市販のアイテムではなく、専門の強力なアイテムを使ってエアコンをピカピカにしてくれます。
また知識経験も豊富なため、素人さんが誤ってやってしまうような故障や事故を起こすこともありません。
初回は格安で利用できたりするところも多いので、積極的に検討してみてはどうでしょうか。