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スニーカーやお子さんの上履きを洗うのって、ゴシゴシとブラシでこすったり、大変なイメージがないですか?
ですが、「オキシクリーン」を使えば、つけて置くだけで簡単に、靴の汚れを落とすことができるんですよ。
黒く汚れた靴も、オキシクリーンで簡単きれいにクリーニングしてみましょう。
この記事でわかること
- オキシクリーンとはどんな洗剤なのか
- 話題のオキシ漬けとは
- 靴をオキシ漬けするやり方
- スニーカーを洗濯機で脱水する方法
- 黄ばんだスニーカーをきれいにする方法
- オキシクリーンの注意点
オキシクリーンで靴を洗う方法【色柄のスニーカーでもOK】
オキシクリーンとは、「酸素系漂白剤」の商品名です。
漂白剤と聞くと、漂白効果に優れている反面、脱色する力が強く色柄ものには使えないイメージがありますよね。
ですがオキシクリーンは、酸素系漂白剤なので、「色柄ものでも使うことができる」漂白剤なんです。
漂白剤の違い
酸素系漂白剤 (オキシクリーンなど) |
塩素系漂白剤 (キッチンハイターなど) |
|
---|---|---|
色柄もの | 使用可能 | 使用不可 (脱色のおそれあり) |
殺菌・消臭効果 | あり | あり |
臭い | ほぼなし | ツンとした刺激臭あり |
オキシクリーンはキッチンハイターなどの塩素系漂白剤と違い、生地を脱色する心配が少ないです。
そのため、白以外の色柄のついたスニーカーにも、安心してクリーニングに使うことができます。
また、オキシクリーンは、ツンとした臭いなどがありません。
どんなに優れた洗浄効果があっても、刺激の強い臭いがする洗剤で靴を洗うのは、少し抵抗がありますよね。
オキシクリーンならそんな心配もなく、気持ちよく靴を洗うことができますよ。
オキシ漬けで靴【スニーカー】を洗う手順!
オキシクリーンの使い方で有名なのが、「オキシ漬け」です。
オキシ漬けとは、オキシクリーンを「40〜60℃」程度のお湯で溶かし洗浄液を作ります。
その洗浄液に「靴や洗濯物」を「つけ置き」する方法です。
「なぜ40〜60℃程度の湯で?」と、少し疑問に感じますよね。
その理由は、オキシクリーンの「効果が一番発揮」できる温度が40〜60℃程度だからです。
40〜60℃程度のお湯を使ってオキシ漬けをすれば、靴についた頑固な汚れを簡単に落とすことができますよ。
オキシクリーンを使った靴の洗い方
オキシ漬けをすれば、頑固な靴の汚れがとても簡単に落ちます。
必要なもの
- 40〜60℃のお湯:4ℓ
- オキシクリーン:キャップ or 付属スプーン1杯
- バケツ (ビニール袋で代用可能)
- ゴム手袋(手肌が弱い方向け)
オキシ漬けをするので、「靴の全体がしっかりと入る」大きめのバケツを用意しましょう。
バケツの用意が難しいようなら、「大きめのビニール袋」でも、代用できますよ。
また手肌が弱い方は、手荒れ防止のため「ゴム手袋」を用意すると安心です。
靴の洗い方
1.靴のドロ汚れを落とす
靴にドロなどがこびり付いているようなら、オキシ漬けの前にブラシなどを使い、落としておきましょう。
ドロは、水分を含むと靴の繊維の奥に入り込んでしまいます。面倒がらずに行ってくださいね。
このひと手間をくわえるだけで、オキシ漬けの効果を最大限に発揮することができますよ。
2.オキシクリーン液を作る
・分量
- 40〜60℃のお湯:4ℓ
- オキシクリーン:キャップ or 付属スプーン1杯
バケツに40〜60℃程度のお湯を注ぎ、オキシクリーンと混ぜ合わせます。
3.靴をオキシ漬けする
バケツに靴を沈め、オキシ漬けをします。
また、丁度よいバケツの用意が難しいようであれば、「ビニール袋」でオキシ漬けもできますよ。
4.20分〜6時間オキシ漬け
オキシ漬けの際、靴が浮き上がってくるようなら「水を入れたペットボトル」を、重しに使うといいですよ。
時間は、20分〜最大6時間までオキシ漬けができます。
頑固な汚れには「2時間以上」のオキシ漬けがおすすめです。
また、オキシクリーンの効果の持続時間は、「6時間まで」です。
6時間より長くオキシ漬けをしても「靴を傷めてしまう原因」をつくってしまうだけなので、つけ置き時間は守りましょう。
5.ブラシで靴を洗う
オキシ漬け後、ブラシなどで洗っていくと、汚れがみるみる落ちていきます。
それでも落ちにくい場合は、中性洗剤やウタマロせっけんなどを使うと、さらに汚れが落ちやすくなりますよ。
6.しっかりと水洗い
汚れが落ちたらしっかりと水で、靴に染み込んだオキシクリーン液を、流していきましょう。
オキシクリーンはアルカリ性です。
アルカリ性には、「紫外線に反応」すると「黄ばむ」という特徴があります。
特に白いスニーカーや上履きは、黄ばみが目立ちやすいので、アルカリが残らないよう「しっかりと水洗い」しましょう。
※スニーカーが黄ばんでしまった際の落とし方も後ほどご紹介します
7.洗濯機で脱水&乾燥
スニーカーなどのキャンバス生地の靴は、ぬれた状態が長時間つづくと「水シミ・臭い」の原因となってしまいます。
なので靴は、少しでも早く乾かすことが大切です。
そこで活躍してくれるのが「洗濯機」です。
スニーカーは、「洗濯機で脱水」ができることをご存知ですか?
傷んたり型崩れが心配になりますが、正しいやり方で行えば、スニーカーを傷ませることなく、洗濯機で脱水ができますよ。
洗濯機でスニーカーの脱水方法
・脱水に必要なもの
- タオル:2枚以上
①スニーカーを拭く
タオルでしっかりとスニーカーの水気をとっていきます。
②1足ずつタオルで巻いていく
タオルでスニーカーを巻くことで、洗濯機で脱水をしても型崩れを防ぐことができます。
③洗濯機で3分脱水
脱水しすぎると、スニーカーの傷み・型崩れの原因となるので、時間は「3分」を厳守しましょう。
この方法で脱水をすれば、スニーカーが傷んだり型崩れすることなく、洗濯機で脱水できますよ。
スニーカーの脱水が終わったら、「風通しがよい」場所でしっかりと乾かしてくださいね。
オキシ漬けで靴はどこまできれいになった?
オキシクリーンでオキシ漬けをすることで、靴の汚れが落としやすくなりますが、実際、どのくらい汚れが落ちたのでしょうか?
ご覧ください、ドロなどで汚れていたスニーカーがオキシ漬けをすることで、こんなにきれいになりましたよ。
スニーカーの端のゴム(ミッドソール)についた汚れも落ち、白さが際立ちましたね。
洗う前は古ぼけた印象でしたが、汚れを落とすことで、新品と同じようとはいえませんが、汚れが落ちたことでスニーカーが少し、若返った感じがしますね。
白いスニーカーが黄ばんだときの対処法!
お気に入りの白いスニーカーを、きれいにクリーニングしたはずなのに
なぜか乾くと上の画像のように、「黄ばんでしまった!」
という経験をした方は、意外と多いのではないでしょうか。
その理由は、靴を洗ったときに使った「洗剤の残留アルカリ」です。
アルカリは「紫外線に反応」すると「黄ばむ」という性質があります。
なので靴を洗ったとき、「洗剤の流しが不十分」だと、乾いている途中で紫外線と反応し、黄ばんでくるのです。
そうなると、「お気に入りのスニーカーがもう、履けないかも」
と落ち込んでしまいますが、ご安心ください。
スニーカーの黄ばみはお酢で解決!
・必要なもの
- お酢:約200ml
- 水:バケツ1杯
- 中性洗剤
黄ばみの落とし方
1.ぬるま湯に15分ほどつける
2.中性洗剤で黄ばみを落とす
中性洗剤で洗うと黄ばみが落ちていきます。
3.酢水に2〜3時間つける
・分量
- お酢:約200ml
- 水:バケツ1杯
バケツに酢水を作り、黄ばんだスニーカーを入れ「残留アルカリを中和」させます。
中性洗剤で黄ばみ汚れは落ちたので、「もう、大丈夫かな?」と思ってしまいますが、実は「黄ばみが落ちただけでは不十分」です。
4.水洗い
つけ置きが終わったら、水洗いをし、酢水を流しましょう。
はじめはお酢の臭いが残りますが、お酢は揮発性が高いのですぐに臭いが消えますよ。
5.脱水&乾燥
水洗いが終わったら、靴を洗ったときと同じように、スニーカーを洗濯機で脱水し、風通しの良い場所で乾かしましょう。
黄ばんでいたスニーカーですが、酢水でつけ置きした後は、乾いても黄ばみが浮き上がってこなくなりました。
一度は「もう履けないかも」と、あきらめていた白いスニーカーの黄ばみが落ちて、とても嬉しいいです。
一度、スニーカーの黄ばみを経験すると、洗うたびに不安になりますよね。
そんな場合は、スニーカーを洗い終わったらすぐに「酢水でアルカリを中和」するといいですよ。
スニーカーを干す前に、酢水でアルカリを中和すれば、乾いたあとに黄ばむことがありません。
また、黄ばんでしまって洗い直しという、2度手間もないので、スムーズに靴のクリーニングが終わりますよ。
オキシクリーンで靴【スニーカー】を洗う注意点!
オキシクリーンは、「オキシ漬け」をすれば、頑固な汚れを簡単に落としてくれる、優れた洗剤です。
ですが効果が高い分、注意しなくてはならないこともあります。
- ウール・シルク・エナメル・革製品には使えない
- 金属は塗装が剥げる場合がある
- ファスナーやアクセサリーがついている靴には使用しない
- ドライマークなど水で洗えない靴には使用しない
- 色落ちがしないか確認してからクリーニングする
色落ち確認方法
オキシクリーンが使えない素材のものを洗うと、破損などの原因となるので必ず守ってくださいね。
また、基本的には色柄ものの洗濯ができるオキシクリーンですが、色の濃いものは色落ちがしやすいので確認するようにしましょう。
1.オキシクリーン液を含ませたキッチンペーパーを靴にあてる
2.キッチンペーパーに靴の色移りがなければ「オキシクリーン使用可能」
まとめ:オキシクリーンで靴【スニーカー】を洗おう!
洗濯がメインのオキシクリーンですが、靴でもオキシ漬けができ、汚れを簡単に落とすことができますよ。
- オキシクリーンは色柄ものにも使える酸素系漂白剤
- オキシクリーンで靴などをつけ置きすることを「オキシ漬け」という
- オキシ漬けに最適なお湯の温度は「40〜60℃」
- 靴をオキシ漬けするとクリーニングが簡単になる
- オキシクリーンの効果持続時間は最大「6時間」まで
- ぬれた靴は「水シミ・臭い」の原因となる
- スニーカーは洗濯機で脱水ができる
- 洗剤のすすぎ残しがあると「黄ばみ」の原因となる
- 黄ばんでしまったスニーカーは「酢水」につけ置きするとよい
- オキシクリーンには使えない素材もあるのでよく確認しましょう