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子供が大好きなおもちゃの一つぬいぐるみ、あなたのお子さんも、お気に入りがあるのではないでしょうか。
お子さんが大切にしているからこそ、自分で洗濯をし、いつも清潔に保ちたいものです。また、ダニやハウスダストなどのアレルギー対策も気になります。
今回は、お子さんの大切にしているぬいぐるみを、自分で清潔に保つための洗い方をご紹介していきます。
この記事でわかること
- ぬいぐるみは自分で洗うことが可能か?またその洗い方は?
- 自分で洗濯できないぬいぐるみの種類は?
- 自分で手洗いする方法と手順
- 洗濯機を使用する方法と手順
- ぬいぐるみのダニを退治する方法
- 水に濡らすことができないぬいぐるみでも重曹を使えば自分で洗うことができる
ぬいぐるみは自分で洗濯することは可能なの?
ぬいぐるみは、自分で洗濯できるものが、ほとんどだと知っていましたか。ですが、例外として、自分では洗わず、プロにクリーニングをお願いした方がよい、場合もあります。
- 中身が、綿・ビーズ・パイプ以外のもの
- 中に、機械などが入っているもの(水に濡らさない洗い方あり)
- レザー(フェイクレザーも含む)でできたもの
- 色が濃く、色落ちするもの
- 目や鼻などの部品が縫い付けではなく、接着剤でできているもの
- アンティーク品
洋服であれば、洗濯表示のタグなどが付いているので、洗い方に迷うことはないのですが、ぬいぐるみの場合は、洗濯表示が付いていないことがほとんどです。
上記を参考にし、自分で洗うことが可能なのかを確認してみましょう。
また、アンティーク品や、とても愛着があり型崩れはどうしても避けたいぬいぐるみは、自分では洗わずに、プロのクリーニングに頼んだ方が無難です。
ぬいぐるみを自分で洗濯する方法3選
自分で洗濯する方法は3つあり、お子さんのぬいぐるみの作りなどによって、どの洗い方が適しているのかが違ってきます。
- 手洗い
- 洗濯機
- 重曹を使用
洗濯機での洗い方は、手洗いに比べると手軽に自分でクリーニングすることができます。ですが多少、型崩れの心配がありますので、そのことも理解した上で、洗濯機を利用するかを決めましょう。
ぬいぐるみの中には、しゃべる機能があるものもありますよね。お子さんも大好きではないですか。
こういったものは、水に濡らすことができないので、洗うことを諦めてしまいがちですが、重曹を使うことで、水に濡らすことなく、汚れを落とすことができるんですよ。
ぬいぐるみを自分で洗濯しよう:手洗い
手洗いは、自分で行うクリーニングのなかで、一番丁寧に、ぬいぐるみを傷めることなく、できるおすすめの洗い方です。
1.装飾品を外す
手洗いする前に、リボンなど、洗濯のじゃまになる装飾品は外しておきましょう。
2.オシャレ着用洗剤を使用する
次に、ぬいぐるみを自分で洗うときの洗剤ですが、型崩れを防止するため、オシャレ着用洗剤を使用しましょう。
3.洗浄液を作る
洗浄液を作ります。
[ぬるま湯4ℓに対し、オシャレ着洗剤10㎖]が目安ですが、洗剤によって多少の違いがあると思います。
オシャレ着洗剤の裏面に記載されてある、配合割合を確認してみましょう。
4.洗浄液に入れる
洗浄液のなかに、静かに沈め、洗浄液がぬいぐるみにしっかりと行き渡るようにします。
5.手洗いする
洗浄液にぬいぐるみを沈めたら、優しく、押したり揺すったりしながら洗ってきます。
シミなどがある場合は、スポンジで優しく擦ってあげると、シミなどの汚れがキレイに落ちやすくなりますよ。
6.すすぐ
キレイなったら、すすぎをしていきましょう。
バケツの中の洗浄液を捨て、キレイなお湯に交換します。
ぬいぐるみを洗っていたとき同様に、優しく、押したり揺すったりしていきます。
この工程を、バケツの中のお湯から泡が出なくなるまで、お湯を入れ替えながら繰り返しましょう。
泡がすっかり出なくなりました。このくらいしっかりと、すすぎを行ってください。
洗剤が残ってしまうと、[カビや変色]の原因となります。優しくですが、しっかりとすすぎをしましょう。
7.水気をとる
すすぎが終わったら、水分を優しく押して抜いていきます。
後ほど、タオルで水気を吸い取っていくので、簡単にで大丈夫ですよ。
ぬいぐるみは繊細にできているので、優しくあつかってくださいね。
次に水分を吸い取るため、タオルで包んでいきます。
このとき、ぬいぐるみの水分が、ダラダラと滴れてくるので、事前にタオルを敷いておくといいですよ。
くるりとタオルで包み、軽く手で押しながら水気を切っていきます。
8.脱水する
水気を切ったら最後の工程、脱水です。
ピッタリ目のネットにぬいぐるみを入れます。丁度よいサイズのネットがない場合は、タオルに包んだままの状態で脱水をしていきますので、水気を切ったときのままにしておきましょう。
洗濯機にぬいぐるみをセットしたら、設定を[脱水]のみにし、[標準]でスタートしていきます。
ダメージを考えると、[ドライ]などの「優しいコース方がよいのでは?」と考えがちですが、ドライなどのコースは、脱水力が弱く、うまくいかない場合が多いのです。
そのため、脱水は標準コースで[約10秒]ダメージも考え、短時間で行います。
※可動中の洗濯機は大変危険です。止まったのを確認してから蓋を開けるようにしてくださいね。
2.洗濯機でぬいぐるみを自分で洗濯しよう
ある程度、丈夫そうなぬいぐるみであれば、洗濯機を利用した洗い方もありますよ。
「手洗いで丁寧にやっている時間がない!」「子供のぬいぐるみが多すぎて、全部自分で手洗いなんて無理!」
などの悩みをお持ちのあなたに、おすすめの洗い方です。
1.ネットに入れる
クリーニングの前に、ピッタリ目のネットに、ぬいぐるみを入れましょう。
丁度よいサイズのネットがない場合は、タオルに包んでもOKです。
その際は、途中でタオルが解けないように、気をつけてくださいね。
2.洗濯機に入れる
洗濯機にセットし、設定をしていきます。
設定は、型崩れ防止のため、一番優しい[ドライ]などの名称のコースを選択してください。
工程は、[洗い・すすぎ]までです。
理由は、ドライコースの脱水は、力が弱く、ぬいぐるみの水分が残ったままになってしまうことがあるからです。
また、ダメージ防止のため、短時間で行いたいのですが、一度洗濯機を回すと、終了まで離れていることが多いかと思います。
「気づいた頃には、脱水まで終わってた!」なんてことがないように、工程は、洗い・すすぎまでの設定にしましょう。
使用する洗剤は、型崩れ防止のため、オシャレ着洗剤を使用すると、ダメージ予防に効果的です。
3.すすぎが終ったら脱水
すすぎまで終わった状態です。
洗濯機の中に水がまだ残っていますね。
あまり長くこの状態のまま放置はしたくないので、すぐに脱水の設定に入りましょう。
工程を[脱水]にし、[標準]コースで回していきます。
洗濯機の中の水が抜け、回り出してから(脱水が始まってから)[約30秒]ほど回しましょう。
洗濯機で洗った場合、手洗いに比べると、ぬいぐるみの内部までしっかりと水分を吸収しています。なので、少し長めに脱水する必要があります。
3.ぬいぐるみを自分で洗濯しよう:乾燥
手洗いや洗濯機を使い、自分でぬいぐるみの洗濯が終わったら、お次は乾燥です。
洗濯ネットに入ったぬいぐるみを取り出し、型崩れがないかの確認をしながら、形を整えてあげましょう。
1.ピンチハンガーを使う
ピンチハンガーを使って干していきます。
型崩れを防止するため、干すときは[ネットに入れまたま吊るす]もしくは、[ピンチハンガーの上に平干し]をし、風通しがよい部屋で陰干ししましょう。
ぬいぐるみの内部は、思った以上に乾きにくいものです。2〜3日かけてしっかりと乾燥させてください。
2.乾燥機で仕上げ
干してから、2〜3日たったら、最後に乾燥機で仕上げです。
乾燥機を使用することで、ぬいぐるみの内部の乾き残しを防ぐことができ、仕上がりもフンワリとしますよ。
またそれ以外に、アレルギー対策にもなります。ハウスダストやダニの死骸は、洗濯をするとキレイに落ちてくれるのですが、生きたダニは、自分で洗っただけでは除去することができません。
ダニは、[50℃以上]の温度でないと死滅することができず、どんなに丁寧に洗濯をしても、ぬいぐるみの中で生き続けます。
逆にいえば、50℃以上の熱に当ててあげればよいのです。乾燥機を使用し、生きたダニを退治しましょう。
ぬいぐるみを乾燥機にセットしたら、ダメージを防止するため必ず設定温度を[低温]にしてください。
乾燥機を使用する時間も、ダメージを考え[10分]です。10分もあれば、ダニを死滅させるのに充分効果がありますし、乾き残しの多い、内部までしっかりと乾燥してくれます。
3.完了!
乾燥が終わり、フンワリと仕上がりました。
自分で洗った、清潔でアレルギーの心配のないぬいぐるみを、これからもお子さんが楽しく遊ぶことができますね。
4.ぬいぐるみを自分で洗濯しよう:水に濡らさず重曹でキレイに
ぬいぐるみが大好きなお子さんは、肌身離さず抱っこしていることもあるでしょう。ですが大事にしすぎて、シミができたことはないですか。
しかも、よりによって、中に機械が入っているため「洗濯できない!」と悩むお母さんも多いことでしょう。
そんなときは、水に濡らさず、[重曹]を使ってぬいぐるみをキレイにすることができるんですよ。では詳しく洗い方をご紹介していきます。
1.重曹を振りかける
ぬいぐるみが入る大きさのビニール袋を用意し、その中に入れたぬいぐるみに、まんべんなく重曹を振りかけます。
2.15〜20分ほど放置
重曹をしっかりと、振りかけたら、袋を閉じ風通しのよい場所で[15〜20分]ほど放置します。
このときに、気をつけてもらいたいことが2つあります。
- 湿気の多い部屋に放置しない
- 放置時間[15〜20分]を厳守する
湿気で固まった重曹を落とすのは、ぬいぐるみを洗濯するよりも大変なことです。必ず、上記の2つを守ってくださいね。
3.ビニール袋を開ける
時間がきたら、ビニール袋を開いてみましょう。
風通しの良い場所に置いていたので、重曹が固まらずにすみました。
ぬいぐるみの頭のシミは、重曹が付いているため、まだ汚れが落ちたのか確認ができませんね。
4.ぬいぐるみに付いた重曹を取る
次に、ぬいぐるみに付いた重曹を掃除機で吸い込んでいくのですが、重曹は想像以上に飛び散るので、浴室などで行いましょう。
下半分の画像は、重曹を掃除機で吸い込んだ後のものですが、ぬいぐるみを重曹で汚れを落とす前の画像と比べると、シミがだいぶ薄くなったことが確認できます。
ですが、薄くなったとはいえ、シミが残っているのは気になりますね。
5.重曹をタオルで拭き取る
掃除機では吸い取りきれなかった重曹をタオルで拭き取っていきましょう。
特に、シミが付いた頭部は念入りに拭き取っていきます。
6.終了
重曹の拭き取り終了です。
頭部のシミがちゃんと落ちましたね。
重曹洗濯する前と比べると、一目瞭然です。重曹すごいですね。
自分で簡単に洗濯ができ、ここまでぬいぐるみのシミがを落とすことができるとは、正直意外でした。
重曹を使い、自分でキレイに洗濯ができ、お子さんもきっと大喜びしてくれることでしょう。
ぬいぐるみの洗濯を自分でやる方法まとめ
ここまで、ぬいぐるみを自分で洗濯する方法をご紹介してきました。最後におさらいをしていきましょう。
- ほとんどのぬいぐるみは自分で洗濯することができる
- 例外として自分で洗濯することができないぬいぐるみもあるので、その場合はプロのクリーニングにお願いしましょう
- 自分でぬいぐるみを洗濯する方法は3つある
- 手洗いは一番型崩れを心配せずに洗濯することができる
- 手洗いが大変な方は洗濯機でぬいぐるみを洗濯することも可能
- 洗濯後、乾燥機を使用するとダニを死滅させることができる
- 洗濯する際の洗剤は、オシャレ着洗剤がおすすめ
- 水に濡らすことができないぬいぐるみは重曹で洗うことができる
お子さんの健康のためにも、大切にしているぬいぐるみをいつまでも清潔に保つためにも、今回ご紹介した洗い方を参考に、自分でぬいぐるみを洗濯してみてください。