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高いお金を払って専門業者に依頼するハウスクリーニング、家庭の家事の延長では「専門業者」とは言えないはずです。実際にどのような「プロの技」を見せてくれるのでしょうか?また、お金を払って依頼する価値はあるのでしょうか?
自分でできる程度のことなら、わざわざ依頼するのももったいないし…
- クリーニング専門業者ならではの仕事ぶりがわかります
- 家庭の掃除の延長では到底できない技術力で掃除を行います
- 目に見えない汚れを落とすことには大きなメリットがあります
- 専門器具や業務用洗剤の効果の大きさがわかります
掃除のプロだからこそできること
ハウスクリーニングは、パートの人が行う「家事代行」とは質を異にするサービスです。清掃に特化していて、専門のクリーニング研修を受けたスタッフが、業務用の清掃用具を使って掃除をします。
分解を必要とする複雑な構造の場所や器具
家事の延長の清掃ではできない、複雑な構造の場所や、分解が難しい器具も、プロのテクニックで隅々まできれいにしていきます。
例えば、エアコンの場合、家庭でできるのはフィルタの清掃と、せいぜいエアコンの外部を拭きとるくらいでしょう。
しかし、清掃すべき場所はそこだけではなく、熱交換器、送風ファン、吹き出し口、室外機など多岐にわたります。フィルタを清掃しただけでは、ホコリやカビをゼロにすることはできず、アレルギーや肺炎のリスクを完全になくすことができません。
しかし、素人が下手に細かい部分まで清掃しようとしても、下手するとエアコン自体を壊してしまいかねず、実際にはクリーニングできません。
普通では落ちない重度の汚れ
家庭用洗剤では落ちない頑固な汚れも、ハウスクリーニング業者であれば、業務用の洗剤や、高圧洗浄器など特殊な機械を使って落とすことができます。薬局で専門資格がないと買えない洗剤も、ハウスクリーニング業者ならば入手することができます。
水圧で汚れを浮き出させて落としていく高圧洗浄機や、フローリング床を傷つけずにきれいにできる自動床洗浄機など、家庭では不可能な機械の力を使うことで、重度の汚れをきれいにして、新品に近い状態まで戻すことができます。
除菌サービスや艶出しなどの加工
表面の汚れを落とすだけでなく、薬剤などを利用して除菌もしていきます。目に見えないカビが残っていると、清掃後もすぐに繁殖して病気やアレルギーの原因になってしまいます。ハウスクリーニング業者ならば、専用の薬剤を使うことで、細菌を消滅させることができます。
フローリングなどは、その後艶出し加工などを行い(これも専用の薬剤やワックスを使います)、文字通り「ピカピカ」に仕上げていきます。
これらの技術は一朝一夕に身に着くものではなく、ハウスクリーニング業者の研修システムが優れているから可能なことです。業者によっては、清掃技術が一定レベルに達しないスタッフは現場に出さない、という判断をしているところもあるようです。
それでは、各クリーニングがどのように行われるのか、見ていくことにしましょう。
エアコンのクリーニング
一般的な壁掛けタイプ
家の部屋に多い「壁掛けタイプ」のエアコンでは、家庭でできるフィルタ清掃だけでは、カビ臭さが残ってしまいます。これは、完全に清掃できていないことの表れでもあります。
ハウスクリーニングでは、家庭ではできない壁掛けエアコンの内部を、分解し、高圧洗浄機などでクリーニングしていきます。
お掃除機能付きタイプ
「お掃除機能付きタイプ」とは、一般的なエアコンならば自分たちでフィルタを清掃しなければならないところを、自動洗浄する機能があるエアコンのことです。リモコンの「清掃」ボタンを押すと、自動的にフィルタなどをキレイにしてくれる機能です。意外と知らない人も多いようです。
「それならば、お掃除機能付きタイプはそもそも清掃する必要がないのでは?」と思われるかもしれませんが、フィルタ以外の部分は自動洗浄してくれないのです。
特にアルミフィンや吹き出し口にカビが繁殖しやすく、それらをプロの手できれいにしていきます。
お掃除機能付きタイプは、自動で清掃してくれる一方、自分たちでは清掃しにくい構造になっているため、フィルタでさえも気軽にお手入れできません。しかし、目見えないカビなどが付着しています。
天井埋め込みタイプ
大広間やお店にある「天井埋め込みタイプ」のエアコンは、まずカバーを取り外すのさえ素人には難しく、クリーニング難易度が高いです。壁掛けタイプのように気軽にフィルタの清掃もできません。
ハウスクリーニング業者が行う、天井埋め込みタイプエアコンの清掃手順
- 養生(周囲が汚れないように囲う)
- 分解洗浄(本体からフィルタやフィンを取り外す)
- 高圧洗浄(高圧洗浄機で汚れを徹底的に落とす)
- ブラシ等で細かい汚れを落とす
- 防カビ加工(専用薬剤で除菌、滅菌処理)
- 組み立てて戻す。
換気扇・レンジフードのクリーニング
換気扇やレンジフードの部分も自分たちでは清掃しにくい場所です。プロペラタイプの換気扇であれば、洗剤をつけて拭く、くらいはできますが、レンジフードタイプはまず分解が必要で、それは家庭ではできません。
大きな流れとしては、下記のような工程になります。
- 外せる部品を分解する(プロペラやシロッコファンを外す)
- 外した部品を漬け置き洗浄(専用の薬剤等も使用)
- 部品の隅々までブラシで個別洗浄
- 取り外せないカバーやシャッターを手で丁寧に洗浄
- 組み立てて戻す
浴室・水回りのクリーニング
「お風呂掃除は毎日している」という人も多いと思いますが、それだけでは不十分な箇所がたくさんあり、それらをハウスクリーニング業者が行っていきます。
浴室エプロンの内部
浴槽(バスタブ)は、実はお湯が入るところだけではなく、「エプロン」と呼ばれるカバーがかかっています。通常、それを取り外して清掃はできないのですが、エプロンこそカビや雑菌の宝庫であり、そこをきれいにしないと、いくらでもカビが繁殖してしまい、健康にも良くないです。
エプロンを外して、内部もピカピカに磨いていきます。
1.照明や換気扇
2.バスタブ内部
3.タイル(カビの除去)
4.天井(カビの除去)
5.鏡(水垢の除去)
6.排水口
7.エプロン内部(カビの除去)
8.床
9.窓
10.ドア
などです。
意外と掃除しなければいけない場所が多いことに気付くはずです。普段これだけの箇所を果たして清掃できれいるでしょうか?
実際のハウスクリーニングでは、浴室全体に対して、専用酸性洗剤を使ってブラシで磨き上げるほか、カビがひどい場所などは高圧洗浄機も併用します。鏡は研磨剤で磨き、水圧で一気に洗い流していきます。
浴室乾燥機
浴室を乾燥した状態に保つ浴室乾燥機の効きが悪いと、湿度が高くなりあっという間にカビが繁殖してしまいます。
浴室乾燥機の中には、乾燥機能だけではなく、涼風や暖房といった多機能を持つものも多く、複雑な構造のため、家庭ではお掃除しにくい場所になります。
ハウスクリーニング業者は、浴室乾燥機を丁寧に分解し、外から中まできれいにしたうえで、防カビ加工を施してくれます。
洗濯機内部
洗濯機の洗濯槽裏側には、洗剤のカスやホコリ、繊維くずだけではなく、それらを捕食してカビが大量に繁殖しています。これでは、洗濯ものが黒く汚れてしまうだけではなく、衣類がカビてしまう原因にもなりかねません。
洗濯機用のつけ置き洗剤もありますが(一定時間放置して、すすぎをするタイプ)、それだけでは洗浄効果が弱いです。
分解不能タイプの洗濯機
複数の業務用洗剤で汚れを浮かせて、高圧洗浄機等で水圧を使って流していき、ブラシで磨いて、最後は防カビ加工を施します。試運転もしてしっかり動くことを確認するので安心してください。
分解可能タイプの洗濯機
洗濯機のカバーを外し、分解します。その後、パルセーターや洗濯槽を取り外し、それぞれブラシで洗浄します。洗濯槽が取れた洗濯機内部も丁寧にきれいにし、洗濯パン(洗濯機が置いてある排水口がある床)も洗浄します。部品を組み立てて、最後は試運転をして終了です。
衣類は肌に直接触れるものですから、それを洗う洗濯機もクリーンにしておかないと、清潔な状態の服を着られません。だから、洗濯機のクリーニングをプロに依頼するのは大切なことなんです。
リビングのクリーニング
最後はリビングのクリーニングです。おそらく、普段からいちばん掃除をするところだと思いますが、それでも家事では行き届かないところが多々あります。掃除機だけでは不十分なんです。
フローリングのコーティング
何も置いていなければ、フローリングの清掃は比較的しやすいものですが、傷つきやすく、物を落としたりしてしまうと、簡単にへこんでしまいます。汚れや傷を防ぐためには、フローリングにワックスなどでコーティングするのがいいのですが、これは素人にはなかなか難しい仕事です。
ハウスクリーニング業者に依頼すれば、フローリングを清掃してくれるだけではなく、ワックスでコーティイングもしてくれます。ワックスにムラがあっては、床に凹凸ができてしまい、かえって傷つきやすくなりますが、プロの業者が行うのでその点は安心できます。
カーペットのクリーニング
カーペットの場合、普段から掃除機で清掃されていると思いますが、家庭用掃除機ではカーペットに入り込んだホコリやダニを完全除去することができません。
ハウスクリーニング業者に依頼すると、カーペットの素材に適した方法と専用の薬剤で前処理を行ったうえで、業務用掃除機で「シャンプークリーニング」と呼ばれる、洗い吸い込みを行っていきます。
これにより、汚れを落としながら、ホコリやダニを吸い込み、クリーニング終了後は床に寝転んでも全く問題ないコンディションを作り出します。
まとめ
- ハウスクリーニング業者は研修を受けており、高い水準の技術が保証されている
- 業務用清掃器具や、市販されていない薬品(洗剤)などを使えるので汚れが落ちやすい
- 目に見えないハウスダストやカビも清掃してくれるので健康リスクも減る
- 分解→清掃はプロのクリーニング業者だから可能なこと。家で我々がやろうとすると壊してしまう可能性もある
- 清掃箇所にふさわしい器具、薬剤を使ってくれるので仕上げが見事である