(失敗しない)カーペットやラグ・絨毯をコインランドリーで洗う方法!効率的な入れ方と出し方! | カジタン

(失敗しない)カーペットやラグ・絨毯をコインランドリーで洗う方法!効率的な入れ方と出し方!

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(失敗しない)カーペットやラグ・絨毯をコインランドリーで洗う方法!効率的な入れ方と出し方!

カーペットやラグ・絨毯といった大きめのアイテムも、コインランドリーなら簡単に洗うことができます。

ただしちょっとしたコツが必要なので、コインランドリーで大きめのアイテムを上手に洗うためのコツをご紹介します。

【費用・時間】カーペットやラグ・絨毯はコインランドリーで洗うのがベスト!

コインランドリーの様子

カーペットやラグ・絨毯を洗うなら、家よりも、クリーニングよりも、コインランドリーを使った方が圧倒的に時間とお金の節約になります。
具体的なコインランドリーの料金や時間も記事にしています。

クリーニング コインランドリー
洗濯 無料(洗えないことも)
時間がかかる
3,000円~
素材次第でさらに高く
800~1,200円
40~90分
乾燥 ほぼ無料
時間がかかる
洗濯代に込み
数日~1週間
500円
30~60分

家で洗うのは時間がかかりすぎるし、かなりの重労働。
クリーニングは高いので、コインランドリーを使うのが最も賢い選択です。

カーペットのコインランドリー目安料金

まずは気になる料金。コインランドリーにも洗濯機の大きさがあり、カーペットや絨毯のサイズに合わせて選ぶ必要があります。

コインランドリー店によって料金は違いますが、およそ下記程度の金額です。

【コインランドリー 全自動洗濯乾燥機の料金目安】

カーペットサイズ 洗濯機サイズ目安 料金(1時間あたり) 洗濯時間
1畳 12kg 1,000円 1時間
3畳 15kg 1,500円 1時間
6畳 22kg 1,800円 1時間

自分のカーペットやラグ・絨毯がコインランドリーで洗えるか見分ける方法

カーペット・ラグ・絨毯の洗濯表示をチェック

1. 「水洗いOK」かチェックする

洗濯表示

「家庭での洗濯禁止」「液温は40℃を限度とし、手洗いができる」以外ならコインランドリーの洗濯機が使えます。洗濯機が「大物洗い」「毛布」などと選べるタイプだった場合は適切なものを選びましょう。

\ もっと詳しく /
洗濯表示タグを理解してしっかり理解しよう(アイロンマークやクリーニングマークに注意)

2. 「タンブル乾燥OK」かチェックする

タンブル乾燥

「タンブル乾燥禁止」以外ならコインランドリーの乾燥機が使えます。
乾燥機運転時に「低温」を選ぶと、素材を痛める可能性が低くなります。

\ もっと詳しく /

タンブラー(タンブル)乾燥とは?上手な乾燥の仕方と、禁止マークで乾燥ができない服を失敗してしまった時の対処法

カーペット・ラグ・絨毯のサイズをチェック

コインランドリーの洗濯機・乾燥機に入るのは、おおむね6畳サイズまでです。

それ以上のサイズでも縛ったりすれば洗濯機に入れられますが、縛りすぎると洗ったことになりません。

最悪故障する可能性もあるため、6畳より大きいサイズのものは大人しくクリーニング屋に任せましょう。

 

カーペット・ラグ・絨毯の素材をチェック

カーペット・ラグ・絨毯の素材をチェック

ウール・シルク等の天然素材が使われている場合

水洗いはあまり推奨されません。

洗濯表示にOKと書いてあれば一応水洗いできますが、微妙に縮んだり、色味・肌触りが変わってしまう可能性はあります。

ゴムが使われている場合

乾燥機の使用は推奨されません。

ゴムは熱に弱いため、乾燥機を使用すると変形してしまう可能性があります。普通に干して乾燥させましょう。

水で重くなったカーペットを家まで持ち帰るのは非常に大変です。乾燥機が使えないなら、そもそもコインランドリーで洗わないほうが賢明かもしれません。

カーペットやラグ・絨毯をコインランドリーで洗う方法!

MEMO
コインランドリーを使うのに必要なもの

  • ネット
  • もしくは麻紐
  • お金

洗濯機・乾燥機の中でカーペットやラグ・絨毯が広がりすぎると桶がうまく回りません。大きめのネットの中に入れるか、もしくは麻紐で縛ってあげましょう。

洗濯効率を考えるとネットの方が理想です。

大きめネットも麻紐も、ホームセンターで1,000円くらいで売っています。麻紐を置いている100円ショップもたまにあるのでチェックしてみましょう。

お金は2,000円もあれば十分です。たまに両替機を置いていないコインランドリーがあるので注意。

MEMO
コインランドリーを使うのに不要なもの

  • 洗剤
  • 柔軟剤

最近のコインランドリーの機械は自動で洗剤や柔軟剤を入れてくれます。自分で用意する必要はありません。

コインランドリーに目的のサイズの機械があるかチェック

カーペットやラグ、絨毯のサイズによって、適切な機械の大きさが違います。

事前に最寄りのコインランドリーへ行くか、ホームページをチェックするかして適切サイズの機械があるか確認しておきましょう。

コインランドリーで洗えるカーペットのサイズ

カーペットの厚さにもよりますが、一般的に1畳〜6畳まで。

カーペット・ラグ・絨毯 洗濯機・乾燥機
1畳 最低でも12kg以上のもの
〜3畳 最低でも15kg以上のもの
〜6畳 最低でも22kg以上のもの
それ以上 クリーニング屋の使用を推奨

適切サイズより小さいものを使うことは推奨されません(6畳のカーペットなのに12kgの洗濯機で洗おうとするなど)。

逆に、適切サイズより大きいものを使うのは問題ありません。
洗濯・乾燥効率が良くなるためむしろおすすめです。

6畳以上はクリーニング屋に頼みましょう。また、5〜6畳でも分厚いものはクリーニング屋に出したほうが無難です。

コインランドリーでカーペットクリーニングをするメリット

【メリット】
  • 安い
  • 簡単
  • 24時間営業しているところが多い
  • 天候を気にしなくて良い

自宅クリーニングよりも費用はかかりますが、クリーニング屋に比べると断然安くできます。また、自宅では手足までも使ってクリーニングをしますが、コインランドリーならばボタン1つで可能。
乾燥も完了するので雨の日でもクリーニングができます。また24時間営業のところも多く存在するので、好きなときにできる利便性もメリットです。

コインランドリーでカーペットクリーニングをするデメリット

【デメリット】
  • 家から運ぶ手間がかかる
  • 混雑していることもある
  • 放置ができず時間に縛られる
  • 半乾きのこともある(再度乾燥をする手間)
  • 自宅クリーニングよりは料金が高い
  • 6畳以上は難しい

しかしコインランドリーにもデメリットがつきもの。家から出るので、運ぶ手間がかかります。さらに行った先は混雑していて結局クリーニングができないこともありえます。また、時間に縛られてしまうので、長時間出かけたい日には向きません。

そして6畳以上のものや、5〜6畳でも分厚いものもコインランドリーではできません。無理やり押し込んでしまえば、しっかりと乾燥ができずに重い状態で持ち帰るなんてことも…。やはり目安としては4〜5畳ぐらいまでがおすすめです。

カーペットやラグ・絨毯のコインランドリーでの効率的な洗い方

  1. 洗濯機・乾燥機の選び方
  2. 折りたたみ方
  3. 乾燥のさせ方

この3つに注意することで、効率よくカーペットやラグ・絨毯を洗えます。

コインランドリーでの洗濯機・乾燥機の選び方

洗濯機 ・適切サイズより大きめを選ぶ
・大物洗いモードが使えるものを選ぶ
・脱水追加ボタンがあるものを選ぶ
乾燥機 ・適切サイズより大きめを選ぶ
・低温乾燥モードが使えるものを選ぶ
・余熱が残っているものを選ぶ
  1. 洗濯機の中には、運転終了から数秒以内にボタンを押すことで脱水を追加できるものがあります。乾燥機にかかる時間とお金を節約できるのでおすすめです。
  2. 乾燥機は、他の人が使ったばかりで余熱が残っているものを選ぶと乾燥効率が良くなります。
  3. 高温に弱いアイテムの場合は必ず、低温乾燥モードが使える乾燥機を選びましょう。

カーペットやラグ・絨毯の効率的な折りたたみ方

カーペットやラグ・絨毯の効率的な折りたたみ方

カーペット・ラグ・絨毯ともに、折りたたみ方は「屏風折り」が推奨されています。

屏風折りをしてから、くるくると巻き、洗濯槽に入れましょう。乾燥機でも同様です。巻いてからさらにネットに入れたり、麻紐でゆるく縛ったりすると洗濯槽の中で広がりすぎる心配がなくて安心です。

乾燥のさせ方

乾燥中は適度に面倒を見てあげることが大切です。

コインランドリーの乾燥機は運転途中でも扉が開けられるようになっているので、たまに扉を開けて奥側と手前側をひっくり返したり、表裏を変えたりしてあげましょう。

乾燥時間の目安

カーペット・ラグ・絨毯のサイズ 乾燥時間の目安
~3畳 50分
~6畳 70分

「もういいかな?」と思ってからさらに1回分乾燥させてあげるくらいでちょうどいいと思います!

コインランドリーで乾燥だけさせるのはあり?

もちろん、乾燥だけさせることも可能です。

ただし多分に水を含んで重くなったカーペットやラグ・絨毯をコインランドリーまで持っていくのはかなりの重労働なので、あまりおすすめはしません。

持っていく場合は、店内に水がたれないよう多めに脱水をかけ、さらに袋などに包んで持っていきましょう。

自宅でカーペットクリーニング・絨毯クリーニング・ラグクリーニングを自分でする

カーペットに掃除機をかける様子
カーペットや絨毯のクリーニングは便利な反面、料金がかかってしまいますね。コストを抑えたい方のために家のでクリーニング方法をお教えします!

普段のクリーニング方法

普段から簡単なお手入れをするだけで長持ちします。動かすことができないカーペットや絨毯でも可能です。

【使うもの】

  • アイロン
  • ブラシ
  • ゴム手袋
  • 重曹
  • コロコロ
  • 掃除機

作業工程

下の4つの工程を全ておこなうと効果が高いですが、「全部おこなうのは大変」「時間がない」という方は、ぜひ1つでも実践してみてくださいね。

1:スチームアイロンをあてる

アレルギーの発生原因にもなるダニはスチームアイロンで死滅させることができます。ポイントは70度以上の高温スチームをかけること。ただしスチーム不可のものには使用しないように!事前に確認してくださいね。

2:掃除機をかける

掃除機は普段からおこなっているかと思いますが、髪の毛やホコリを取ることはダニやカビの発生を防ぐので、今後も毎日・数日に1回はおこないましょう。

また、コロコロやブラシ、ゴム手袋を使うと効果的。ゴム手袋でかき集めると摩擦で髪の毛やゴミが絡まり、毛玉のようになって回収することができるので便利です。

3:拭く

重曹とゴム手袋を使用します。
やり方はとっても簡単で、重曹をカーペットにふりかけてゴム手袋で全体をこすります。摩擦で熱くなるので、ゆっくりおこないましょう。
こすり終わったら、1時間ほど放置します。その後、掃除機で重曹を吸い取るだけ。重曹に汚れが付着しているため、汚れも一緒に吸い取られます。

重曹がない場合、水拭きでもOK!表面を叩くように拭いていきます。天気の良い日を選んでくださいね。

4:乾かす・干す

上記で水拭きをした場合は必ず乾かしましょう。また水拭きをしてなくても、定期的に干すことをおすすめします。布団と同様、風通しをよくし湿気を取り除きましょう。直射日光に当てると色あせを起こしてしまうので、陰干しがベスト。

洗濯可能なら丸洗い

洗濯可能なカーペットや絨毯、小さくて軽いラグならば水洗いをして、汚れや臭いを一掃させましょう。

洗濯機に入るサイズ

洗濯機に入るサイズならば、ネットに入れて洗濯機に任せてしまいましょう!ネットへの入れ方は「屏風たたみ」をすることで、まんべんなく洗浄できます。

畳む前に、シミが気になる部分には洗剤を直接つけておくと汚れが浮きやすくなります。

洗濯機の設定は「大物洗い(毛布コース)」にして洗濯。あとはしっかりと乾くまで陰干しをします。下記のように「M字型」「A字型」のように、風の通り道をつくってあげると早く乾きますよ。

大きなカーペットはお風呂場で洗う

洗濯機に入らない大きなカーペットや絨毯は浴槽で踏み洗いをしましょう!

始める前に注意しておきたいことは、カーペットや絨毯の重さ。吸水後はさらに重くなり、ベランダに持っていけなくては乾かすことができませんよね。ある程度余裕をもって取り組みましょう。

  1. 【洗う】
    まずカーペットや絨毯を浴槽の中に入れます。先ほどの洗濯機のところでお伝えした「屏風たたみ」をして入れると洗浄力が高まりますよ。
    そして40℃ほどのお湯を溜めます。しっかりと浸かるまで入れたら洗濯用洗剤を入れ十分に溶かします。そのまま1〜2時間ほど放置。
  2. 【踏み洗い】
    1〜2時間経過したら、踏み洗いをします。
    汚れが落ちるようにしっかりと踏み込みます。ある程度終わったら、裏返してもう一度。
    踏み洗いが終わったら、すすぎをします。
  3. 【すすぎ洗い】
    一度お湯を抜き、再度お湯を溜めます。すすぎ方は踏み洗いと同じく踏み込みます。洗剤をしっかり落とすために2、3回すすぎ洗いをおこないましょう。
  4. 【脱水】
    すすぎ終わったら、よく踏んで脱水させます。足や手だけでは水が絞りきれず重さもあるので、浴槽の縁にかけて置いておきます。ある程度軽くなったら、日陰干しをしましょう。
  5. 【干す】
    洗濯機で洗う場合と同じく、「M字型」や「A字型」にして風通しをよくしましょう。カビも生えにくく乾きも早くなりますよ。

自分でカーペットクリーニングをするメリット

【メリット】
  • とても安い

自分でおこなうメリットとしては、何よりも「安い」こと。洗剤や水道代などはかかりますが、数百円でできてしまいます。
クリーニング屋に出すとしても「毎日のお手入れ」はしておくと長く使うことができるというメリットもあるので、日頃から自宅でもおこなっていきたいですね。

自分でカーペットクリーニングをするデメリット

【デメリット】
  • 時間がかかる
  • 数日晴れているときにしか洗えない
  • 手間がかかり、体力がいる
  • 洗い残しがある
  • 色落ちや縮む可能性がある
  • 洗濯表示が「×」のものは洗えない

残念ながら自宅でクリーニングをする際のデメリットはとても多いのです。
安さをとってもこれらのデメリットがあると、自宅でのクリーニングは悩んでしまいますね。大きなカーペットや絨毯は自宅クリーニングを避けた方が効率がよさそうです。

自宅でカーペットをクリーニング!踏み洗いの方法・手順

  • 洗う前に天気予報を確認
    手洗いだと脱水が甘くなるため、いつもより長めに干す必要があります。
    最低でも3日は晴れが続くタイミングを狙いましょう。
  • 踏み洗いに必要なもの
    おしゃれ着用の中性洗剤

1. 洗う用のお湯づくり

浴槽にぬるま湯を半分ほど入れ、そこにおしゃれ着用の中性洗剤をキャップ1杯注ぎます。

お湯の量は、畳んだカーペットがまるまる浸かるくらいが目安です。

2. カーペットを入れて踏み洗い

作ったぬるま湯にカーペットを入れ、踏みます。強くゴシゴシではなく、優しく踏みましょう。

たまに裏表を入れ替えながら、満遍なく洗います。

こちらは寝袋ですが踏み洗いはこんな感じで!

3. カーペットを綺麗なお湯ですすぐ

洗い終わったら一度お湯を捨て、綺麗なお湯を張り直してまた踏み洗いします。これがすすぎの代わりになります。

少しでも洗剤が残っているとカビの原因になります。何度かお湯を張り直して入念にすすぎましょう。

4. お湯を抜いて乾かしておく

すすぎ終わったらお湯を抜いて、1時間ほど浴槽のふちにカーペットをかけておきます。これが脱水の代わりになります。

浴室乾燥モードがあれば使っておきましょう。

5.タオル等で水気を拭き取る

さらに入念に脱水したい場合はタオルなどを当てて水気をとります。

これも優しく行います。

6. 外に干す

数時間ごとに表裏を変えたり、向きを変えたりしてあげましょう。

まとめ

カーペットやラグ・絨毯は家でも洗えますが、正直かなりの重労働です。

時間もお金も節約するために、コインランドリーで洗うことをおすすめします。