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「除菌水」とは何か?と聞かれると、「アルコール」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ですが、「除菌・消毒効果」があるのは、アルコールだけでありません。
「次亜塩素酸水」をご存知ですか?こちらは、「アルコールと同程度」、もしくは「それ以上の効果」が期待できる除菌水なんです。
今回、次亜塩素酸水を作ることができる「除菌水の素」を購入し、「除菌に最適な濃度」や活用方法のご紹介をしていきます。
また最後に、「おすすめ次亜塩素酸水」もご紹介していくので、最後までお付き合いください。
- 「除菌水の素」で使用される「次亜塩素酸水」とは何か?
- 次亜塩素酸水の安全性について
- アルコールとの違い
- 名前が似ている「次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)」との違い
- 除菌水の使い方
- 除菌内容別の必要濃度(ppm)
- 次亜塩素酸水(除菌水の素)の注意点
- 次亜塩素酸水おすすめランキング
除菌水の素と次亜塩素酸水とは?
「次亜塩素酸水」とは、「食塩」または「塩酸」を使用して精製され、「性質が酸性」の除菌水です。
その精製方法は
- 電気分解
- 中和
の2種類ありますが、どちらの方法も除菌を行ううえでの「効果・安全性」に変わりはありません。
ですが、「中和水」の方が保存に適しているため、「医療機関・介護施設」「一般家庭」に向いているといわれています。
また、次亜塩素酸水は、厚生労働省が「殺菌料」として使用するための「食品添加物」に認可しているほど、「安全性が高く」「安心して使用」できる除菌水なんです。
そして、今回ご紹介する「除菌水の素」は、水で希釈するだけで手軽に除菌や消毒に使用できる、次亜塩素酸水をつくることができる商品です。
除菌水の素(次亜塩素酸水)の効果は?
「次亜塩素酸水が除菌に効果があるのはわかったけど、アルコールとどう違うの?」
と、普段からアルコール除菌をしていあなたは、違いや効果に疑問を感じるかもしれませんね。
・次亜塩素酸水とアルコール比較
次亜塩素酸水(除菌水の素) | アルコール | |
---|---|---|
強い細菌 | ◯ | △ (除菌できない種類あり) |
ウィルス | ◯ | △ (除菌できない種類あり) |
カビ | ◯ | ◯ |
弱い細菌 | ◯ | ◯ |
上の表に、次亜塩素酸水とアルコールの除菌効果についてまとめてみました。
もちろんアルコールも、除菌や消毒にすぐれた効果を発揮してくれますが、次亜塩素酸水の方が、除菌できるウィルスなどの種類が多いです。
また、後ほど詳しくご紹介しますが、除菌水の素など希釈ができる次亜塩素酸水の商品は、少量を水で溶かすだけなので、除菌水をたくさん作ることができます。
似ている?次亜塩素酸ナトリウムとは違います!
次亜塩素酸水と名前が似ているもので、「次亜塩素酸ナトリウム」というものがあります。
「名前が似ているし、次亜塩素酸水の代わりに除菌できるかしら?」
と、考えてしまいますが、残念ながら次亜塩素酸水とは違います。
次亜塩素酸ナトリウムも、「食塩もしくは塩酸」から精製されまが、「アルカリ性」のため、除菌に使うには少し注意が必要です。
・次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い
次亜塩素酸水 (除菌水の素など) |
次亜塩素酸ナトリウム (ハイターなど) |
|
---|---|---|
pH | 酸性 | アルカリ性 |
除菌効果 | あり | あり |
安全性 | 安全性が高い | 扱いに注意が必要 |
特徴 | 希釈濃度によりますが、厚生労働省が食品添加物に認可するほど安全性が高く、手肌が荒れにくい。 | 漂白剤で有名な「ハイター」「キッチンブリーチ」などの商品名で販売されています。 強アルカリ性のため手肌が荒れやすいなど、扱いに注意が必要。 |
次亜塩素酸水は「酸性」のため、低めの濃度に希釈すれば「手指の消毒」に使うことができます。
次亜塩素酸ナトリウムも、高い除菌効果が期待できるので、「物や家具」などの消毒にとてもおすすめです。
ですが、「強アルカリ性」のため手肌が荒れやすいなど、扱いに注意が必要です。
同じような名前で、「消毒効果も両方とも高い」ですが、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは違います。
おたがいの特性を活かし、最適な場面で消毒に使っていきましょう。
除菌水の素の使い方!
除菌水の素は粉状で販売されており、その粉を水で溶かして使います。
はじめに原液を作ってから、必要な濃度に薄めていきますが、「除菌水の素1gで500mlの原液が作れる」ので、コストパフォーマンスがすぐれています。
また使用期限が長く、購入から「2年間」保存が可能です。
・除菌水の使い方
- 原液を作る(濃度1,000ppm)
- 用途に合わせた濃度(ppm)に希釈
- 除菌・消毒に使用
この流れで除菌水の素を希釈し、消毒などに使っていきます。
※ppmとは?
液体の微量な濃度を示す際に使用。
g(グラム)ℓ(リットル)などの単位ではなく、「100万分の1」と「割合を表す」言葉です。
除菌水の素:原液の作り方
除菌水の素は、消毒などに使う前に、「濃度1,000ppm」の「原液」を作ります。
・必要なもの
- 除菌水の素:1g(付属スプーン1杯)
- 水:500ml
- ペットボトル:500ml
- ゴム手袋
- マスク
- メガネ
※注意点!
次亜塩素酸水は、「正しく使えば安全」なものです。
安全に使うため、「防護用」の「ゴム手袋・マスク・メガネ」は必ず用意してから原液作りに入りましょう。
・除菌水の素の原液作り方
1.500mlペットボトルに、除菌水の素「1g(付属スプーン1杯)」入れる
2.水「500ml」加える
3.ペットボトルをよく振りしっかりと混ぜ合わせたら「除菌水の素原液」が完成
この原液を、「必要な濃度に希釈」して除菌や消毒に使っていきます。
次亜塩素酸水の最適濃度とは?
次亜塩素酸水(除菌水の素)は、除菌や消毒の場所や用途によって濃度(ppm)が違ってきます。
・次亜塩素酸水(除菌水の素)濃度一覧
用途 | |
---|---|
400ppm | 一番濃い濃度。 「ウィルス感染時の緊急除菌」「嘔吐物などの除菌」「トイレ除菌・消臭」「浴室のカビ取り」など。 |
200ppm | 「台所のゴミ受けの除菌・消臭」「台所シンク・まな板の除菌・消臭」「ゴミ箱の除菌・消臭」「エアコンの除菌・消臭」 |
100ppm | 「靴・服・下駄箱の消臭」「トイレ使用後の消臭」「臭いが気になる家具の消臭」「車内や各部屋の消臭」 |
50ppm | 一番薄い濃度。手肌に使用可能。 「手指の除菌」「子供用品・おもちゃの除菌」「加湿器を使用した空間除菌・消臭」「ペットのエサ入れの除菌」「切り花のしおれ対策」 |
このように、用途によって「希釈濃度の調整」が必要ではありますが、原液を作ってしまえば難しいことはありません。
・除菌水の素:希釈計算式
・除菌水の素:希釈表
説明書には、「わかりやすい計算式」や計算しなくても希釈できるよう、「必要な分量を表にした」ものが載っているので、悩むことなく必要な濃度に希釈することができますよ。
除菌水の希釈方法
除菌水の濃度「400ppm」を例に、希釈方法をご紹介していきましょう。
・希釈計算式
計算式に当てはめると、除菌水を500ml作るとするなら、必要な原液の量は「200ml」になります。
なので、
「原液:200ml」+「水:300ml」=「濃度400ppm除菌水:500ml」
になりますね。
・濃度400ppmの除菌水希釈に必要なもの
- 除菌水原液:200ml
- 水:300ml
- スプレーボトル
・濃度400ppm希釈方法
1.スプレーボトルに、除菌水原液「200ml」を入れる
2.水「300ml」入れる
3.軽く振って混ぜ合わせる
除菌水の原液と水が混ざれば、濃度「400ppm」の除菌水500mlができあがります。
濃度200・100・50ppmも、同じように作ることができるので、用途に合わせて希釈しましょう。
では次から、濃度別の使い方を詳しくご紹介していきます。
強力除菌!400ppm
一番濃度が濃い「400ppm」は、強力な除菌が必要な際に使います。
・除菌水400ppmの用途
- ウィルス感染時の緊急除菌
- トイレの除菌
- 嘔吐物や排泄物の除菌
- 浴室・浴槽のカビ取り
詳しい使用方法を、トイレの除菌を例にご紹介していきましょう。
・トイレの除菌方法
1.トイレに濃度400ppmの除菌水を「びしょびしょになるまで」スプレーする
次亜塩素酸水の特徴の一つに、「有機物(汚れ)」に反応すると「水になる」ということがあります。
トイレや浴槽は、有機物(汚れ)が多いので、スプレーする量が少ないと、「除菌されず」に水になってしまいます。
なので、「びしょびしょになるくらいしっかり」と、トイレに除菌水をスプレーしましょう。
また、汚れが多い場合は、除菌前に掃除をすると効果的です。
2.通常のトイレ掃除をする
あとは、日頃から行うトイレ掃除と同じように、ブラシなどでこすって除菌水を広げていきましょう。
トイレ掃除のように行いますが、除菌水に洗浄効果はありません。
トイレの汚れを落とすことが目的ではなく、「除菌することが目的」です。
キッチンなどの除菌に!200ppm
400ppmよりは濃度は薄めですが、200ppmは家庭用の商品の中でも、比較的「濃度が濃いめ」です。
・除菌水200ppmの用途
- 台所シンクのゴミ受けの除菌・消臭
- 台所シンクやまな板の除菌・消臭
- ゴミ箱の除菌
- エアコンの除菌・消臭
濃度が濃いめなので、ヌメりなどが気になるキッチンなどを、衛生的に保つのに向いています。
・使用例
・台所シンクやゴミ受けにスプレーして除菌・消臭
台所シンクもトイレ同様、「有機物(汚れ)」が多いので、汚れた状態で除菌水をスプレーしても水になり、除菌されません。
掃除をしてから、除菌をしましょう。
・エアコンのフィルターにスプレーして除菌・消臭
このように濃度200ppmは、しっかりと除菌・消臭したい場所にスプレーしてみましょう。
気になる消臭には!100ppm
100ppmの除菌水は、「消臭スプレー」としての使用に向いています。
・除菌水100ppmの用途
- 服・靴・下駄箱の消臭
- トイレ使用後の消臭
- 臭いが気になる家具や寝具の消臭
- 車内や各部屋の消臭
市販の消臭スプレーの代わりとして、手軽に使える濃度が、100ppmです。
・使用例
・服にスプレーして消臭
外出後や食事後は、服の臭いが気になります。そういったときの消臭に効果的です。
・ソファにスプレーして消臭
頻繁に洗うことができないソファやベッドなどの消臭にもおすすめです。
次亜塩素酸水は、高い除菌・消臭効果がありますが、すぐに分解されるため持続力はありません。
臭いが気になるたび、使用するようにしましょう。
手指の消毒にも使える!50ppm
濃度が薄めの50ppmは、手指に使用することができる除菌水です。
・除菌水50ppmの用途
- 手指の消毒
- 子供用品やおもちゃの除菌
- 超音波式加湿器を利用した空間除菌・消臭
- ペットのエサ入れの除菌
- 切り花のしおれ対策
次亜塩素酸水の濃度50ppm以下は、人の身体やペットにほとんど影響がないので安心して利用できる濃度です。
・使用例
・手指の消毒にも安心して使える濃度
・子供やペットが触れるものの除菌にも最適
また加湿器を利用して、「空間除菌・消臭」もできますが、「スチーム式・加熱式」タイプのものは「分解され効果がなくなる」ので、「超音波式加湿器」を使いましょう。
除菌水の注意点!
安全に使用できる次亜塩素酸水ですが、正しく使わないと思わぬトラブルを引き起こす原因となるので注意が必要です。
※使用上の注意点!
- 次亜塩素酸水の粉は素手で触れない
- 誤飲注意
- 使用期限を守る
- 皮・白木製品には使用しない
- まぜるな危険!
とくに、最後の「まぜるな危険」ですが、他の「洗剤・薬品・アルカリ性・有機物」などと混ぜると「塩素ガス爆発」の危険性あります。
他の製品・薬剤とは別で使いましょう。
次亜塩素酸おすすめランキング!
今回は、「除菌水の素」を購入しましたが、それ以外にも「おすすめ次亜塩素酸水」がたくさんありますよ。
特徴なども含め、ランキング形式でご紹介していきます。
出典:ジアニスト公式ブランドサイト/エスエーシーラボ株式会社
1位:ジアニスト
歯科医もおすすめ「ジアニスト」が堂々の1位です。
・特徴
商品タイプ | 液体:濃度500ppm |
---|---|
特徴 | 歯科医もすすめる安全性の高い商品。 濃度は500ppmと高いので、ウィルス感染時の緊急除菌なら希釈せずにそのまま使うことができます。 |
2位:除菌水の素
今回ご紹介の「除菌水の素」です。
・特徴
商品タイプ | 粉末タイプ |
---|---|
特徴 | 粉から希釈するタイプの次亜塩素酸水です。除菌力が高く、扱いやすい商品です。 また、使用期限が「購入から2年」と長いのも、嬉しい特徴の一つです。 |
3位:@クリア
安全性にこだわった「@クリア」!
・特徴
商品タイプ | 液体:濃度500ppm |
---|---|
特徴 | 塩素不使用のため、安全性が高い商品です。濃度はジアニストと同じ「500ppm」なので、除菌力も高めです。 |
出典:[楽天市場]そのまま使える次亜塩素酸 人とペットにやさしい除菌消臭水 詰替え用 400mL 弱酸性 関東当日便:charm 楽天市場
4位:人とペットにやさしい除菌消臭水
希釈無しですぐに使える「人とペットにやさしい除菌消臭水」が4位です。
・特徴
商品タイプ | 液体:200ppm |
---|---|
特徴 | 希釈無しですぐに除菌・消臭に使える濃度200ppmの液体タイプです。 濃いめの濃度なので、しっかり除菌ができます。 |
5位:OX ミスト&シャワー
5位は、50と100ppmの2つの濃度が選べる「OX ミスト&シャワー」です。
・特徴
商品タイプ | 液体:濃度50・100ppmの2種類 |
---|---|
特徴 | 保存期間が短めな次亜塩素酸水が多い中、「OXシリーズ」は、不純物を極限まで取り除く新製法(特許取得済み)で製造する事により1~3年の長期保存を実現しました。 また、濃度が扱いやすい「50ppm」「100ppm」から選べるので、希釈する手間がないのもおすすめポイントです。 |
まとめ:除菌水には次亜塩素酸水!
除菌水の素を例に、次亜塩素酸水の除菌方法についてご紹介してきました。
- 次亜塩素酸水とは食塩もしくは塩酸から精製される
- 安全性が高く、安心して「除菌・消臭」ができる
- 次亜塩素酸水は、厚生労働省が食品添加物に認定している信頼できる成分
- アルコールよりも除菌できるウィルスなどの種類が多い
- 除菌水の素は、原液を作ってから必要な濃度に希釈する
- 除菌内容や用途によって希釈濃度が違う
- 希釈方法も簡単なので、手軽に除菌水が作れる
- 除菌水の素以外にも次亜塩素酸水を扱った除菌水の商品がある
アルコール以外にも、今回の除菌水の素(次亜塩素酸水)のように、さまざまな除菌水があります。
アルコールにだけ依存すると、商品不足などで購入ができないときに困ってしまうので、他の除菌水を事前に調べておくことが大切ですね。